絵を楽しむ家庭(2)

-- 絵画コレクター訪問 フランス・フラッシェ宅--



宗像敏男の絵画に囲まれたムッシュ・フラッシェと宗像敏男(フランス・セグレ)

 
『出会い>>時・場所』

●1995年8月南仏プロヴァンスの小さな村(セグレ村)の通りで制作中
 カメラを片手に近づいてきた男性、ムッシュ・フラッシェとの初めての出会い
 あれから10年以上のつきあいになる。  
アトリエ・ムナカタ主宰 宗像敏男 06.09/23

「私とプロヴァンス」宗像敏男著(44) ポールとの出合い 1 より
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たち葵の咲く通路にイーゼルを据えていた。「赤い空の家」制作中。頭のはげた男が、は
や口でまくしたてながらカメラを持って近づいて来る。「写真を撮るから、そのまま、そ
のまま」「もう一枚、もう一枚」じろっと睨むと。「ショント、ショント歌っている、歌
っている」「うるさいナー」構わずシャッターを切る。「又、冷やかしか 」ポール・フラ
ッシェとの最初の出会いだった。「出来上がった作品を見たいから、家に寄れよ」「写真
を送るから住所も知りたいし 」「ほら、あそこの鉄格子のある家」とにかくエネルギーの
塊だ。家を訪れるとコレクションの多さにびっくり。アンティック、陶器、絵画、部屋中
溢れてる。質もいい。「ボンジュー・マダム」婦人が椅子に座っている。又違う人種の感 じがした。「ほら、ジョゼット本当だろう」「いいわね」「プロヴァンスを歌ってるよ」
サルトルとボーボアールの関係を思わせる知的な雰囲気が漂っている。これから新しいセ
グレが始まる。


                                                       
『1975年出会いの時、
ムッシュ・フラッシェ撮影』

『コレクションの部屋を訪れた
宗像ファミリー』

『アンティクなサイドボードと絵』
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『陶器の音色を楽しむ』
『バスティスを飲み語る宗像』
『絵の解説をするムッシュ・フラッシェ』
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『臼杵の大仏の写真を見る
ムッシュ・フラッシェ』

『絵・陶器・家具・・、、コレクションニに囲まれて』
『写真撮影』
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『私の娘里奈と
ムッシュ・フラッシェ』

『ムッシュ・フラッシェの家の入り口の絵』
『ルシオンの村にて』


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