Nifty Serve FROCKS 【TOTO+】セッションオフ
2000年11月11日、於 横浜アリーナ・サウンドホール


はじめに

音楽日記で「次回はTOTOセッションの模様と演奏に関する蘊蓄を...」と予告してはみたものの、ことTOTOに関しては書き出したら止まらなくなって、あの音楽日記の枠に収まらないような気がしたので、新たにページを作ってみた。なんかこうやってあらたまってページを作ってしまうと、なんかいつもと勝手が違って文体まで変わってしまいそうな気がするんだけれど、音楽日記の延長ということで...それでははじまりはじまり。

TOTOセッションへの想いとか

TOTOに関しては、特にデビューアルバムから4枚目のアルバム「TOTO IV」までに対してとっても大きな思い入れがあって、自分の中ではビートルズの次に入れ込んだアーティストだと思ってる。デビューから4枚目までと言えばベースのDavid HungateとボーカルのBobby Kimballが在籍していた時代だけれど、大好きとは言ってもTOTOにはやっぱりこの二人がいないと...という思いがあるんだよね。特に2枚目の「Hydra」までの、あのプログレの匂いがするサウンドとそれにマッチしたBobby Kimballのボーカルがかっこいい。
さらに、TOTOに一番はまっていた大学生の頃、スタジオミュージシャンへの憧れが強くて、日本のミュージシャンではギタリストだったら松原正樹、今剛、ベーシストなら岡沢章あたりのミュージシャンを一種アイドル視していた時期があったんだけど、TOTOはこれまた全員がスタジオミュージシャン。だから、演奏者としてのTOTOにも強い憧れがあって、TOTOの曲をバンドで演奏したい、という気持ちをここ15年近くずーっと持ち続けてたんだよね。だって、TOTOの曲って演奏してても気持ちいいもん。
そういう背景があったので、このTOTOセッションに参加して、1曲でも多くの曲を演奏したいという気持ちが強くて、ある意味生活を犠牲にして(ちょっと大げさだけど。みちこ、ごめん)電子会議室の流れを追いかけたし、直前1週間は他のセッションに比べれば結構夜遅くまで練習したような気がする。(もっとも、最近帰ってくるのが遅いので、練習が始められる時間も遅いんだけど。夜11時すぎにはじめて12時頃までとか(笑))
機材面ではベースの弦なんか滅多に切れることはないんだけど今回は演奏曲数が多いからということでスペアの弦を持って行ったり、会場備え付けの機材はあまり良くないことが多いから、当日はわざわざ30kgもある自宅のベースアンプをプレリュードの後部座席に積み込んで、奥さんに運転してもらって会場入りしたりと、まるでうちのバンドのライブをやるときみたいな準備の仕方をした。まぁ、演奏時間を合計すると1時間ぐらいにはなるから...(さすがにスペアのベースは持っていかなかったけど)
しかし一人入れ込む僕のことを見てうちの奥さんは半ばあきれてたような気がするなぁ...でも、前の週に諏訪湖の温泉に行くぐらいのことはしてたんだけど(笑)

演奏曲一覧

音楽日記でも紹介したけど、今回の演奏曲は以下の通り(順不同)
演奏曲は、TOTO以外のアーティストが3曲、TOTOが7曲。TOTOの曲は全部3枚目のアルバムまでの曲だけど、見てみるとアルバム「Hydra」収録曲が一番多いよね。これは電子会議室でのやりとりをしているときには気が付かなかったけど、やっぱりTOTOに入れ込むきっかけになったアルバムが「Hydra」だからかな?
演奏曲は上の通りだけど、電子会議室で表明した曲はTOTO以外のアーティストがもっとたくさんあったんだよね。ボズ・スッキャグスとか、ラリー・カールトンとか何曲か表明したんだけど、全然ロンしなかった。特にボズ・スキャッグスの曲で1曲リーチがかかっていた曲があったんだけど、これはリーチ止まりで終わっちゃった。残念。あと、尾崎亜美の曲がもう1曲あったんだけど、こっちもロンしなかった。これまた残念。
というわけで、参加曲ごとにいろいろと書いてみたいと思います。

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