>秀山研>山データ>塔ノ岳鍋割山


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)及び数値地図50メッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号平16総使、第597号)」 地図作成に関しましてはDAN杉本様のカシミール3Dを使用させて頂きました。

@ちょっと山まで <塔ノ岳 1491m、鍋割山 1272m>

<場所>神奈川県 秦野市
<所要時間>約6時間30分
<レベル>体力☆☆ 技術☆☆ (5段階の☆評価 易☆⇒難☆☆☆☆☆)
<地図>25000分の1 大山、秦野

大倉(1:30)⇒堀山(0:10)⇒掘山の家(0:20)⇒天神尾根分岐(0:40)
⇒金冷シ(0:20)⇒塔ノ岳(0:10)⇒金冷シ(0:20)⇒小丸(0:25)
⇒鍋割山(0:40)⇒後沢乗越(0:30)⇒二俣(0:15)⇒表丹沢県民の森(1:05)
⇒大倉

丹沢は神奈川県の中央部にあり東西40km、南北20kmに及ぶ山塊です。標高は
2000mに満たない中級山岳ですが、首都圏に近いこともあり多くの登山客が一
年を通して訪れる山々です。また沢登りのコースも数多くあり、入門者から
エキスパートまで楽しめるところです。今回は丹沢の中でも最もポピュラー
な山のひとつである塔ノ岳に登ることにしましょう。

登山口の大倉までは小田急渋沢駅からバスで15分ほどです。登山路になってい
る大倉尾根は通称バカ尾根とも呼ばれ、単調で急な登りが続きます。かつては
石のつまった大きなザックをかついで登るボッカ訓練の名所でもありました。

大倉からしばらくはアスファルトの林道を歩きます。杉林の坂を登り、観音茶
屋へ。ここから路がわかれますが、またすぐに合流します。見晴茶屋を過ぎた
辺りから本格的な登山道です。あせらず、ゆっくりとマイペースで登りましょ
う。急登は一本松を過ぎ駒止めに至るまで続きます。この時期、解けた霜で道
がぬかるみ歩きにくいことがあるので注意が必要です。登りきったところが掘
山。のんびりとした松林です。ここからちょっと下って一息いれたらまた急登
です。崩壊対策でつくられた階段は有効なのかもしれませんが、ちょっと歩き
難いです。きつい登りが続きますが、時々振り返って展望を楽しみながら登り
ましょう。花立は塔ノ岳前のコブといった感じで景色の良い所です。

金冷シで鍋割山への道を分けると塔ノ岳はもうすぐです。頂上は石垣が積まれ、
砂利が敷き詰められ何やら場違いな感じがしますが、それでも塔ノ岳からの展
望は素晴らしいものがあります。富士山をはじめ丹沢山、蛭ケ岳、檜洞丸、天
気が良ければ都心の高層ビル群まで見えちゃいます。鹿までやって来ちゃいま
す。尊仏山荘でビールでも仕入れてのんびりしてはいかがですか。

塔ノ岳からはもと来た道を金冷シまで戻ります。そのまま大倉尾根を辿って降
りるのもなんなので、ここから右に折れ鍋割山へと向かいます。塔ノ岳と鍋割
山を結ぶ稜線は、ブナを中心に昔からの丹沢の姿を見られる場所です。ブナ林
をやや登り大丸に出ます。林越しの塔ノ岳の山容が見事です。二俣への道を分
け小丸を過ぎ、しばらく下りが続きます。ピークをひとつ越えるとそこが鍋割
(1272m)です。

夏には草原の広がる山頂には、TVで雲上レストラン(?)として紹介された鍋
割山荘があります。ここからは南にのびる尾根を辿り、後沢乗越を経由して二
俣へと下ります。急な下山路となるのでスリップに注意してゆっくりと下りま
しょう。二俣までは車で入ることができますが、途中の道が荒れているので4WD
じゃないとちょっとしんどいかもしれません。表丹沢県民の森の入り口を右に
見ながら林道をひたすら下ります。「丹沢大山国定公園」の表示板を左に折れ、
ヒノキ林の道を15分程行くと大倉のバス停に戻ります。

<問い合わせ先>
秦野商工観光課 0463-82-5111
↓秦野市のサイト
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/

神奈川中央交通 0463-81-1803
↓神奈川中央交通のサイトへ
http://dia.kanachu.jp/bus/viewtop

*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。
神奈川中央交通のサイトへ 大倉⇒塔ノ岳⇒丹沢山⇒表尾根⇒ヤビツ峠⇒蓑毛コースへ 鍋割山荘のサイトへ

 

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