丹丹沢山塊の人気縦走コースで尊仏山荘で宿泊し、余裕を持った行程を紹介します。
登山のベースとなる大倉を起点に本日の宿泊先の尊仏山荘を目指します。
<第一日目>
バス停から大きな車道を進み登山道に入ります。
ほどなく道が二分します。どちらへ行っても途中で見晴茶屋の手前に合流するので、
お好きなコースをお選びください。
堀山ノ家からは整備されて階段を花立山荘に登っていきますが、この大倉尾根は通称
バカ尾根とも呼ばれ、幅が広い階段で少々疲れ易いのが難点です。
花立小屋からは北に塔ノ岳、南に相模湾が一望でき、休憩には持ってこい。
ここから金冷に一旦下りり、ここの分岐を左に進むと鍋割山へと向かいますので、この
まま直進し、塔ノ岳方面へ登り返していきます。
塔ノ岳山頂は階段状の休憩場所が設置されており、週末にはハイカーで賑わってます。
本日の宿泊予定の尊仏山荘は頂上の端にありますので、休日は混雑し、天候が悪く
なると緊急避難としてコーヒーを飲みながら天候の回復を待つお客様も多い。
ここから丹沢山までは往復2時間弱なので、午前中の早い時間に頂上に付けば往復
も可能ですが、日の短い秋口〜春先は一泊したほうが無難です。
都会に近く、山頂にある尊仏山荘では朝日はもちろんですが、天候がよければ海沿い
の夜景も楽しむことが出来ますので、夜空と夜景を堪能してください。
<第二日目>
尊仏山荘脇を北に丹沢山へ緩やかに下って行き、日高、竜ガ馬場越えるともう丹沢山
山頂1567mに着きます。山頂は広く、百名山の標識がありますが、賑やかな塔ノ岳、
丹沢の最高峰蛭ヶ岳に挟まれた静かな山容です。
みやま山荘があり、ここから西に進むと蛭ヶ岳への登山道になります。
下山は、今登って来た道を塔ノ岳まで引き返し、表尾根をヤビツ峠に進みます。
木ノ又大日から新大日ノ頭、行者小屋へと向かいますが、書策(カイサク)小屋から行
者岳へは細い尾根に掛かる橋を渡り、急な鎖場の岩場もあるので、雨や雪の場合に
は十分に注意し登っていくとお地蔵さんが迎えてくれる行者岳頂上になります。
烏尾山を経て見晴らしの良い開けた三ノ塔、二ノ塔と進む。
二ノ塔から富士見橋へはガレ場の急な下っていき、ヤビツ峠へ歩きます。
ヤビツ峠から表尾根縦走も人気のコースで、峠には駐車場もあるので、マイカーの方
はここに駐車し、電車利用の方は峠までバスかタクシーを利用して下さい。
ここから蓑毛バス停までさらに下りますが、時間が難しいようでしたらここからバスを
利用することも可能です。
*表尾根の登山道では整備され、ほとんど問題ないのですが、行者岳・書策小屋の
間がキレット上になっていて、岩場も急ですので注意が必要です。
秦野商工観光課 0463-82-5111
↓秦野市のサイト
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/
神奈川中央交通 0463-81-1803
↓神奈川中央交通のサイトへ
http://dia.kanachu.jp/bus/viewtop
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@下山祝い<渋沢 なんつッ亭>
渋沢駅を出て右に駅前ロータリーを真っ直ぐ進みR246に出たら右に曲がりそのまま
進むこと約5分で左側にパチンコ屋の隣に黒い建物のなんつッ亭。
ここはラーメン好きには有名な熊本ラーメンのお店で、行列の絶えないお店としても
有名で、2003年の年末にこの場所に移転して昔より入り易くなった感じがします。
スタッフも威勢がよくテキパキ仕事をこなし、見ていても飽きません。
らーめん、チャーシュ麺、つけ麺などありますが、初めての方はラーメンを。
出されたラーメンは表面を真っ黒なマー油に覆われていてビックリしますが、中はコ
クのあるトンコツスープで濃厚な味わいです。
トンコツが苦手な方は少々キツイかもしれません。
なんつッ亭
<営業時間>11:30〜14:00、17:00〜21:00 月休
<住所>神奈川県秦野市松原町1-2
<電話>0463-87-8081
*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。 |