＜メイストーム＞
メイストーム（５月の嵐）のお話は知っている方も多いかと思いますが、５月の連休前に簡単に。
ゴールデンウィークの連休頃は、低気圧が発生しながら日本付近を通過することが多く、特に日本海を発達しながら通る低気圧を「メイストーム」と呼びます。

山岳地帯では大荒れになる場合が多く、遭難が発生するケースも多いので注意しましょう。通過前は南よりの風が強まり気温が上昇。気温上昇により雪崩の危険性もあります。前線付近では突風、雷雨、濃霧が発生し大荒れになり遭難事故につながります。前線の通過後は気温が急速に低下し、吹雪や雪面の凍結が発生。気温低下による疲労凍死の恐れもあります。必ずツェルトやシェルターを携帯しましょう。事前の天気の状況も把握し、行動しましょう。

くわしくは「２つ玉低気圧」のページを

＊作図は例として強調して書いており、気圧配置がこの通りと
言うことではありませんので、予めご了承ください。