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■ワンポイント<二つ玉低気圧

<二つ玉低気圧>

副低気圧型低気圧が西から東へ、日本海側と太平洋側二つで発達し移動する低気圧のことを「二つ玉低気圧」と呼ぶ。
 この2つ玉低気圧が進んでくると、本州付近が上昇気流の場となり、広範囲で雨雲が発達しやすい状況になる。このため広範囲での大雨や洪水、冬では大雪や吹雪など悪天候になる可能性が大です。

雨雲(雪雲)は上昇気流により発生し、それが強いほど強い雨雲(雪雲)に発達する性質がり、低気圧の中でも2つ玉低気圧には注意が必要です。
この低気圧が近づけば近づく程に強烈な上昇気流を生みだし、大荒れの天候になり遭難が多発する場合が多いので、この様な天候の場合にはむやみに行動しない事をお勧めします。

2つ玉低気圧閉塞型


2つ玉低気圧でも特に低気圧同士が前線によって繋がる閉塞型(右図)になると特に大荒れになり、一時的に晴れる擬似晴天になることもありますが、すぐさま天候が大荒れになりますので注意が必要です。
これは台風の目と同じで、その場所は晴れてても、周りは大荒れで直ぐに天候が変わってしまいますので、この間も行動は差し控えた方が良いと思います。
発達した低気圧は台風と同じ強風と降雨を伴いますので、低気圧だからと言って侮ってはいけません。
特に冬場とゴールデンウィーク頃は、2つ玉低気圧による天候不良によって遭難事故が発生しておりますので、事前の天候確認は注意が必要です。

*作図は例として強調して書いており、気圧配置がこの通りと
言うことではありませんので、予めご了承ください。

 

 


 

 

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