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■ワンポイント<アイゼン


<アイゼン>
アイゼンイラストアイゼンは最低8本歯、できれば前爪のある10本歯か12本歯を用意しましょう。
前爪は危険だと言う方もいますが、前爪を引っ掛ける確率はかなり低く、それよりはちょっと急な斜面で、キックステップの要領でトントンと登れる方が断然楽かと思います。
装着方法も、ワンタッチ式ベルト式があり、ワンタッチ式が楽ですが、登山靴によっては使用できないアイゼンもあり、調節も必要です。
両方の良いところを合わせたセミワンタッチ式は、踵はワンタッチで、爪先はベルトになっており、外れ難く対応し易い。
心配の方はお店に使用する登山靴をお持ちになった方が確実です。

アイゼン歩行の際は平行した2本の線上を、それぞれ右足、左足がたどるように歩きます。靴底から3cmほど爪がとびでます。足を上げる際はその3cmを意識してください。特に下りの時には注意が必要です。慌てて下りると怪我をしたり、スパッツを引っ掛けて破いてしまったりします。

本来、ピッケルもアイゼンも充分に使いこなせるようになって、初めて冬山に登ることができるのです。雪山初体験の方は事故には充分ご注意ください。

 

 

<軽アイゼン>
軽アイゼンは一般に4〜6本爪のアイゼンをさします。価格は秀山荘で¥1000〜¥6000位です。東京近郊の低山(奥多摩、秩父などの)でも、雪が残っていたり、凍っていたりして危険なものです。4本爪は小さいので携帯には苦にならないので、保険ではないのですが、転ばぬ先の杖としてお持ちになる事をお勧めします。

軽アイゼンイラストしかしアイゼンを過信してはいけません。例えば4本爪のアイゼンは土踏まずの所に装着しますので、爪先・踵の部分には爪がありません。通常歩く時に踵から爪先に加重していきますが、爪の無い部分は引っかかりが無いので滑ってしまいます。必ず、歩く際はソールを地面と平行に下ろしアイゼンを効かせる様に気を付けてください。
6本爪は接地面が4本爪に比べ広いので、より歩き易くなります。


<スノーシャット>
冬の時期、アイゼンを装着し歩いていると、アイゼンの爪と爪の間、特に土踏まずの部分に雪が入りダンゴになり、アイゼンが効かなくなり歩きにくくなることがあります。
これは湿った雪がアイゼンの隙間に付き、歩いていくに従って、雪だるまの様に大きくなってきます。これを防ぐ為のプレートがスノーシャット(スノープレート、アンチスノー)と呼ばれる物です。
これは、アイゼンの爪と爪の間の隙間をプレートを付ける事により隙間を無くし、雪が付くのを抑えてくれます。
アイゼンによって形状が異なるので、アイゼンを購入する際に、一緒にお求め下さい。
昔のアイゼンで専用の物が無ければ、自作キットか、ホームセンターでプラスチック板を購入し作ってみては如何ですか。

 


 

 

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