韓国旅行記 5日目


12月6日

光化門  11時の集合時間までの合間を利用して、慶福宮を見物する。相棒は風邪をひいてしまって具合が悪いため、私一人で行った。地下鉄を乗り継いでおよそ20分ほどの距離である。光化門 (写真) から入場。さすがに広い。光化門を、外側の離れた所から写真を撮りたかったのだが、道路を渡るのがえらく大変だったためやめた。なにしろ門の前は片側5車線くらいの幅広い道のため、横断歩道が付近に無い。向こう側にわたるには地下鉄の駅までもどり反対側に出て、さらに道を横断して云々といった具合に時間がかかるのが明らかだった。
 慶福宮は李氏朝鮮時代の最初の宮殿で、500年程前に建てられたが、壬辰倭乱(豊臣秀吉の侵略)により焼失する。その後近代に再興されるが、日本侵略時代の破壊を経て、現在、再建作業が進められている。光化門を入ってすぐの、旧朝鮮総督府の建物があった場所では、建物復元工事の真っ最中であった。旧朝鮮総督府が取り壊されたのは、ほんの数年前のことである。
 早く来すぎたおかげで、開場時間の9時まで待たされる。入場してしばらくすると、次第に日本人観光客の数も増してくる。時間もないので、中の勤政殿などをやや足早に見学する。
勤政殿

 ホテルに戻り、部屋の片づけをし、ロビーにて、迎えを待つ。
11時少し前に、マイクロバスの迎えが到着する。すでに日本人が10人ほど乗っており、我々は一番最後に拾われた客だった。
 空港の少し手前のキムチ屋へ。店にある一通りのキムチの説明を受け、その後、しつこく売り込まれた。店員は皆日本語を話す。もともとキムチを買うつもりだったので、高いとは思いながらもしょうがなく買う。昨日ロッテデパートの地下で見た値段に比べるとえらく高い(6個で6500円)。ちなみに1個は700g。
 空港にて手続きをしてもらい、15時半の飛行機で成田へ。機内食を食べたら寝てしまった。

 成田に到着するとやはりあまり寒さを感じない。再び、バスで大宮へ。高速での混雑もなく、定刻どおり18時過ぎに到着した。

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