Cherubの「独り言」

檜に囲まれた生活 (2005年4月20日)


 浴室の新築と屋根の瓦葺き替え・補修工事から漸く本宅を改装することができた。檜に囲まれての生活と天窓のある家に住みたいとの長年の思いが叶った。
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 総檜造りの・・・という言葉に惹かれて、週末の買い物帰りに、完成見学会の展示にふらっと立ち寄ったのが切っ掛け。翌日に社長と工事部長が揃って訪問され、その日のうちに、社長の営業力でやらざるを得ない流れとなり、予備知識もないままに、1ヵ月余りの改装工事をすることとなった。二人の実直そうな人柄だけを信用しての決断である。今にして思えばこれほど乱暴な決断はない。
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 しかし、この決断は良かった。築年60数年の家は檜材でリニュ−アルされ、ヒノキチオールの香りが漂う。この香りが気持ちをよくする。気持ちがいいことは健康であるために欠かせないことで、快眠、快食、快便の日々。頭の回転も良くなった気がする。それから素足で歩く心地よさ。木の温もりが感じられてよい。四方すべてを檜で囲った効果であろうか、音の響きがいい。クラッシク音楽も心地よく聴ける。100インチのスクリーンで映像を見る迫力も音響のよさで倍増したようだ。
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 余生を檜に囲まれて過ごせる幸せに感謝する。一回限りの人生だ。檜の持つ天然パワーで連れ合いとともに長生きしたい。