マチュピチュ

 クスコから高原列車で約4時間。
 何と、われわれが到着する直前にがけ崩れ(写真)があり、崩れた大岩を取り除こうとして仕掛けた爆薬が多すぎてさらにひどい状態になってしまったとのこと。本来は、駅からはバスでくねくねとした山道を登り、遺跡の入り口まで行くはずだったのですが、4分の1くらいのところから、歩いて登る(写真)はめに陥りました。途中から雨は降ってくるし、蒸し暑いし、登っている最中は散々でしたが、おかげで遺跡に到着したときの感激はひとしお。われわれが見学を始めるころには薄日も差すほどで、切れ切れの雲の向こうに見えるワイナピチュは最高でした。
 高原駅から普通はバスで20分くらい。ただし、列車で着く人たちが一斉にバスに乗るので、バスに乗るまでが大変です。私たちの場合は、バスに乗っているのは3分くらいで、その後徒歩(登山)1時間半でした。多分、これからマチュピチュに行く人は、登山はしないはずです。遺跡の入り口にロッジのようなホテル(写真)があり、昼食がとれます。食券をもらってセルフサービスで食事をもらいます。なんとなく配給みたいな雰囲気です。遺跡は写真で見たとおりですが、思ったよりきれいで広い。遺跡のまわりは写真のとおりの断崖絶壁です。真ん中に広場のような開けた場所があり、リャマがいて、いっしょに写真がとれます。