ノスタルジー映画ベスト5

 ノスタルジー映画に、必要な要素(共通要素)として三つ上げられる。

1 音楽 「カヴァレリアルスチカーナ」などの懐かしげなメロディ

2 当時の風俗 思い出の詰まったテレビ番組やオモチャ等。

3 青春時代の描写 青春映画編とほとんど同じ並びになったことからもすると、青春にノスタルジーを感じるというのは人間誰もに共通していることなのだろう。


一位

ニューシネマパラダイス

粗筋 中年の映画監督は、一人の映画技師の死を知り、過去を振り返る。

 エンニオ・モリコーネによるオープニングの音楽。そこから一気に映画に引き込まれていく。フィリップ・ノワレの幻影がずっと目の前に見え続ける。

見どころ トト少年の笑顔と、最後のキスシーンの嵐。

二位

がんばっていきまっしょい

粗筋 参照→「青春映画編」

 この映画のストーリーにおいて、それほどノスタルジーに重みはおいていない。しかし、少女達の純粋な輝きにノスタルジーを感じてしまうのはなんとも皮肉な気分だ。「ガングロ」がどうかと騒がれている、この御時世に、このような映画は果たして作れるのだろうか?我々現代に生きる人は将来、今の時代にノスタルジーを感じることが出来るのだろうか?

見どころ 参照→「青春映画編」

三位

太陽の少年

粗筋 参照→「青春映画編」

 名曲「カヴァレリアルスチカーナ」はいやおうにもノスタルジーを想起する。

見どころ 参照→「青春映画編」

四位

おもひでぽろぽろ

粗筋 参照→「青春映画編」

 小学五年生の自分の周りの風俗が非常にリアル。そして、当時の少年少女の純粋さ(たとえ、これが映画の中の話だとはいえ)に現実の醜悪さを見た。

見どころ 参照→「青春映画編」

五位

Stand By Me

粗筋 四人の少年の”死体探し”の冒険

 もう何十回と見た。やはりリバー・フェニックスの麗しい姿にはいつも目頭が熱くなる。主人公を含め、残りの三人も個性に溢れて、それぞれが巧い。彼らが今、それほど人気でないのが不思議なくらいだ。

見どころ リバー・フェニックスの美貌と、ジョン・キューザックの主人公の素晴らしい兄役と、ヒルがパンツの中に入るところ。