歌の棚


梅に寄せて

久方乃ひさかたの 月夜乎清美つくよをきよみ 梅花うめのはな 心開而こころにさきて 吾念有公あがもへるきみ(紀少鹿女郎)


思ふ人の香にこそにほへ春浅き雨に咲きぬるしら梅の花


白梅の心に咲ける面影を香にて偲ばん春の夜風よ




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