7 次頁へゆく|まへがきへ戻る | * | になると あなたが恋しくてなりません | 訳 かうして山のほとりに住んで 秋風が日に日に寒く吹くやう | 秋風の日にけに吹けば妹をしぞ思ふ 八|一六三二 | あしひきの山辺に居りて | に贈る歌 | 久迩の京より寧樂の宅に留まれる坂上大嬢 | * | の説があります | 注 容花は不詳 ヒルガホ アサガホ オモダカ カキツバタ等 | で あなたを忘れることが出来ませんでした | 訳 高円山の野辺に咲くカホバナのやうに いつも面影に浮かん | 面影に見えつつ妹は忘れかねつも 八|一六三〇 | 高円の野辺の容花 | 反歌 |