藤原朝臣乙牟漏
ふじわらのあそみおとむろ
- 生没年 760(天平宝字4)〜790(延暦9)
- 系譜など 式家良継の子。母は安倍朝臣古美奈。平城・嵯峨両天皇と高志内親王の母。桓武天皇の皇后。
- 略伝 桓武天皇の皇太子時代に妃となり、774(宝亀5)年、安殿親王を出産。夫の即位により783(延暦2)年2月、正三位に叙せられて夫人となる。同年4月、さらに皇后に立てられた。延暦5年、賀美能親王を出産。延暦9年閏3.10、病により31歳で夭折した。天之高藤広宗照姫之尊の諡号を贈られ、山背国乙訓郡長岡山陵に葬られた。806(大同1)年、安殿親王の即位に伴い皇太后を追贈された。
関連サイト:大原野神社 784(延暦3)年乙牟漏が勧進したと伝えられる
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