宮島水中花火大会

 平成23年8月14日(日)第39回宮島水中花火大会に行ってきました。
宮島観光協会のホームページでは嚴島神社大鳥居沖合400mの海上の打上げ台船より約5,300発 (尺玉・スターマイン・UFO・型物等)、水中花火 : 200発(尺玉(30p)100発)、単発 : 尺玉(30p)40発とのこと。
観客数は別の資料で宮島島内 約5万人、対岸 約25万人、観覧船 約500隻と記載があり、翌日のテレビでは観客数5万人と言っていました。
5万人?筑後川花火大会は主催者発表45万人。久留米がサバ読みすぎではないかと思います。(2011年8月15日記載)

1)花火写真
2)花火雑考:場所取りについて
3)花火雑考:宮島花火旅行・ほか

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1)花火写真

いよいよ花火が始まりました。
ところがメインの花火はかなり左で松林がありあまり見えません。
第2打ち上げ地点でこの場所、よく見ると花火の右側に鳥居が見えます。
しかし花火で鳥居のシルエットが浮かび上がる構図は出現しません

20:19

カメラはSONYα550、シャッター速度はバルブ、絞りはF22、ISO感度は200以下にならないようです。
写真のリンクあり

20:37

よく見ると左端に松の木の枝が写っています。残念。

20:37

20:52

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2)花火雑考:場所取りについて

宮島花火の目玉はなんと言っても大鳥居。
これが写り込んだ花火でないと宮島の価値はありません。

Google地図で見ると厳島神社が最高ですが、ここは立ち入り禁止。
するとA地点がよいのですが、ここは三脚を置ける場所もわずかで、朝1番のフェリーで着いてもすでにいっぱいとの噂。そこで鳥居が見えて比較的広いB地点を候補地にしました。
ここはA地点、16:08予想通りすでに割り込む隙間はありません。
B地点から見たA地点、三脚の列です。
石垣の下にも何人か陣取っています。
A地点のやや高くなった砂浜。
8月14日は干潮16:07、満潮22:27で大潮(干満差が大きい日)です。
主催者側から石垣の中、砂浜は大潮で危険なので立ち退くように何度も何度も放送があっていました。
結局この場所(B地点)に陣・三脚を構えました。
隣の兄ちゃんが親切にゴザを半分譲って座らしてくれました。
隣の青年、次男と同じ31歳、最近結婚したばかりで奥さんと一緒に来ていました。結構あちこち旅行に行っているようで突然思い立って松山から車で来たそうですが、高速を降りて宮島口まで3kmに3時間かかったそうです。身重の奥さんを気遣ってか終了30分前に帰って行きました、好判断でした。
この場所だと大鳥居も少し斜めくらい、丁度松の木の間になるし(16:59)。
あとからやはり三脚を持った2〜3人が私の後ろに陣取り三脚を設置しました。
いよいよ暗くなってきて石灯籠の灯りはあるもののこれもまた良しかな。
すでに潮も満ちてきて、大鳥居は海の中です。
(19:26)
狙いはこのWindows7の壁紙にある大鳥居と水中花火。
 現実は、水中花火が上がったのは写真のように予測より遙かに左側、松林の向こうでした。
A地点でないとダメでした。

 再チャレンジするなら、
@2日間宿を取って(宮島市内の旅館は、前年9月〜当年5月くらいに抽選で宿泊決定してるようです)8月14日0時過ぎたら席を取りに行く。
A干潮の時間が午後8時になる時期に行く。湾内全部が入ることが出来れば正面を確保できるのでは。

 今回の花火は湾内で海水につかって撮影している人がいて、その人(達)が出るまで中断するの放送があり、実際しばらく中断されました。
砂丘の人達は多分そのままだったと思われます。
 

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3)花火雑考:宮島花火旅行・ほか

 今年は宮島に花火を撮影に行こうと、6月頃検索してみると宮島のホテルは抽選とは聞いていたがすでに抽選の申し込みが締め切っていた。
Yahooトラベルで調べると広島プリンスホテルならまだ空いていた。1ヶ月前なら早割で朝食付きツイン2名分で\23,600。しかも広島港からの宮島便(高速艇)はプリンスホテルにも停まる。船会社に聞くと花火の日は臨時便が出て最後まで乗せてくれるそうだ。

 新幹線で久留米から新幹線サクラで広島に着き、タクシーでホテルへ行った。
ホテルチェックインは行列が出来ていた。受付は5人もいるのにさっぱりはかどらない。しかしサービスは良かった。
広島温泉「瀬戸の湯」(通常2000円)無料券(宿泊者は当然か)、タクシー1200円割引券、ミネラルヲーター引換券など付いていた。

高速艇は宮島まで片道1800円、2DAYパスポートが3200円で宮島の他に江田島(小用)や呉など行ける(行かなかったけれど)。
宮島には宮島口からの大型フェリーでも大量の人が集まってきていた。
15:50撮影(ホテル前15:31発の船だった、広島-宮島22分とのこと)。
宮島港の警備員も多数集合。
ここはフェリーに乗る車の通路だったようですが、当日夜はフェリーに車は夜中12時まで乗せないようだった。
多数の人、人、人。
この左側、松と石垣のあたりにはカメラの三脚が立ち並んでいた。
ここは単なるかき氷の店と思うけれどこんなに行列が。
午後6時頃は自動販売機のお茶ペットボトル500mlは売り切れ、水しかなかった。

 

ここで帰りについて述べる。帰りは悲惨だった。
宮島フェリーターミナルへ向かう商店街の途中から行列が出来、JR宮島口行きの人は左に、広島港方面は右にならんで下さいのアナウンス。左の5〜6列の行列はそこらでストップ。
 幸い右の列はすいすいと進んで、ターミナル前広場のぎっしりと埋まった宮島口行きの人達を尻目に右の道から広島港行きの列へ。
改札口まで2〜3列で並んだ列は100mくらいか、「最後尾のプラカードを持った係のところにお並び下さい」の声に従い行くと、道路は左に折れなんとその先、はるか向こう300mくらい先まで、宮島中学校の先まで行列が続いていた。
 広島-宮島間の高速艇は小さいのでなかなかさばけない。しかし大型、400人乗りの湾内クルージング船が10時半頃来てやっと乗ることができた。1階、2階、3階すべてレストラン。ところが広島港までの所用時間は40分とのこと。出発前に高速艇が来てそちらに乗っている人も、あっちの方が早く着くのではないかと思ったけれどどうしようもない、午後10時50分頃宮島港出港、11時半過ぎ広島港に着く。
 どちらへ行けばいいかもわからず人の流れに従っていくと20mほどのタクシー乗り場の行列。しかしタクシーはほとんど来ない。閑散とした港待合室に行き、窓口のガラス戸を叩いて当直らしき職員に聞くと、広島プリンスホテルまでは歩いて30分、タクシーで5分とのこと。列に戻ると家内が同じくプリンスホテルに戻る5人組とタクシーに同乗することに話が付いていて、彼らが呼んだ2台のタクシーでホテルへ戻った。部屋に着いたのは丁度12時だった。

 

 8月15日朝6時、せっかくもらったサービス券でホテル内の広島温泉「瀬戸の湯」に入り、7時から朝食をとり、朝のお勤めを済まして8時過ぎに散歩に出た。

 ホテルの裏は原生林があり、海岸沿いの道、海岸では魚釣りの人がポツポツいた。このあたりは野生の猫が生息しているようで多かった。
島の南半分、展望台や宇品灯台など小1時間を散策した。

 広島市内はチンチン?電車が走っていた。最新型から、戦前のものまでいろんな型の電車が走っている。一見の価値ありです。
 今回の旅行は往復共に久留米-広島は新幹線サクラを利用した。乗り換え無しは楽であった。

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