■シキが見たい(高岳製作所専用線)■
 2003.1.18
  シキ801B1による輸送


1.まえがき

 「シキが見たい」 その希望が2003.1.18ようやくかなえられました。シキ801B1による船舶搭載用変圧器の輸送を見ることができたのです。以下に、そのときの様子をレポートします。なお、とちレビに情報をお寄せいただいたISHIBASHI様にこの場を借りてお礼申し上げます。


2.シキ801B1

 
シキ801B1は、S47年新製荷重155tの日本通運所有車です。その名のとおりBタイプ(吊り掛け式)で、2軸台車×8の16軸、小山駅常備と表記されています。今回は、長崎県諫早市(多分三菱の造船所)までの長旅です。

3.2003.1.18輸送の状況

輸送に先立って、当然のことながらシキが単独でやってきました。積み込みを前に、車両基地で待機します。ちょっと逆光で厳しいです。
(2003.1.12撮影)
輸送当日の朝、出発準備を整えたシキ。本輸送に先立って、前日専用線内で試運転が行われています。この時の様子は、ISHIBASHIさんのサイトで紹介されています。
お昼前ホイッスルが聞こえ、高岳興産の協三製DLに引かれたシキが専用線上をゆっくりやってきました。小刻みなジョイント音とエンジン音がミックスされた独特のサウンドが響きます。途中の踏切には要員が配置され交通整理と警戒に当たっていました。
無事、専用線途中の古河電工前機回し線に到着。ここで、JR機への引渡しが行われます。
高岳機は解結され、高岳方へ引き上げ待機します。このカマも輸送のとき以外は近くで観察するのが難しいです。
程なく小山方からDE10が2両のヨ8000を従えて到着。シキの両端にヨを連結する入換を行います。
組成完了後、DE10に引かれて小山駅の構内に向かいます。シキは、この日の深夜西に向けて旅立って行きました。

4.あとがき

一種独特な雰囲気に包まれたシキ輸送でした。ちょっと癖になりそうです。


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作成    2002.2.1
写真撮影 2003.1.12,18

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