そーです、あの組織から大量に出てきて、東西の電気街で無保証付属品皆無HDD領域開放済みノーサポートで投売りしてたあのAMTiY VPです。立ち直らせ方もすでにいろんな方がリポートしてくれてます。私がお世話になったのはこんなとこです。
以下はいまから充実?
私は2001/05/20に若松通商にて一週間保証で税別\5980で購入、これが液晶不点灯不良で5/25に交換(この時点で店頭品切、交換用待機玉が残り二つ)、予習しといた先達情報のおかげさまで、5/26に一気に組上げました。でも、いろんな断片的情報があちこちに分散しているので、本人の覚書的意味でかき集めた情報のうち実際に使ったものをここに書き留めておきます。
バラし方は前述Amity VPのレストア記録が詳しい。
なにか別のコンピュータのC:driveに据え、インストールしたいOSをFDから起動、PHDISKでハイバネーション領域を確保、その後FDISKで領域確保、アクティブ化、FDから再起動、format、sys転送。
sys転送したHDDを別のコンピュータのD:drive以降に据え、インストールしたいOSのsetupに必要なファイル群をフォルダごと、それから、手持ちのNICやMODEMやSCSIカードなどのドライバディスクをありったけ丸ごとをコピー。
だって、このHDDをAMiTYに戻しちゃったら、もう外部とのアクセスゲートはIRとPC Cardしかないんだから、今取り込んでおかないとハマるものは今のウチに投入しておく。何が動かないかわからんので、ありったけ。ひとつ動いたからってそのカードが先に壊れないとも限らんのでドライバは消さず最低2枚のカード設定を推奨。そういうものがなにもないなら、OSだけが動いたってAMiTYは一人ぼっちの役立たずなので、無難そうな(安くてすぐに同じものを入手できそうな)NICを一個買いましょう(junk亜美を買うような人が実力的にそんなに低レベルな訳がないけど、トホホ者でない保証は…)。
HDDをAMiTYに戻して(ねじ止めなしの仮挿入にしておくことを推奨)、AMiTYにキーボード(そこらのPS/2で良いから必須、できればPS/2二股コードを使ってマウスも)を接続した後、そのHDDよりAMiTYを起動、setup。
私の事例では、なぜかセットアッププログラムがWINDOWSフォルダを作り終えて再起動がかかる筈のところで、起動不能に。HDDをさっき使った別マシンに再装着してSYS転送しなおしたら、その続きから動き出した。最初のsysに失敗してたら「HDD戻して最初」が起動しないはずなんだから原因が不明。ま、いっか。
OSの恙無いインストールとNICかMODEMかIRで外部とのファイル交換のルートが確保されたことを確認した後、HDDを再固定(多分はずした放熱絶縁ブラケットを忘れないように)、筐体も本組みする。
インストール後にIRとPC Cardを活性化させる方法は「Windows98情報 Windows98導入後の設定(AMITY VP) 」に記述があります。win95でもやることは全く同じです。
先達の事例はwin98をインストールしていることが多いですが、私が入れたのはWin95OSR2.1。出所は、職場で故障廃棄になったプリインストールマシンの添付品で、word98、excel98、outlook98、MS-IME98なども別CDでついてました。ですので、ここから先はこの環境を基準に語ります。
私も確認しました、という意味で伝聞形で書いてはいませんが、出所は殆ど先達の皆様ご提供の情報です。
解体してるんで石を見てると思いますが、載ってるのはC&T65548Aです。win95の標準ドライバでは、C&T汎用では256色までしか出ないし、C&T65548用ではなぜかモノクロになってしまいます。で、そこら中の情報から、カタログどおりにハイカラー出せるのはVL/ISAバス用の W95110.EXEです。…そんな実装してるんでしょうか? でも486機な訳だし、有り得ることですね。
石はES1878が載ってるそうです。インストール直後には黄色いハテナになってる認識し損ねたデバイスが、この音源の本体とコントロールインタフェイスです。標準搭載ドライバでごまかすなら手動でES1688だとか騙してやればそれなりに鳴りますが、なんとモバイル製品アップデートモジュールの頁、 Pedion Windows98アップグレード用ドライバ類 win98drvs.exeの中身にそのものずばりがありました。
ここにわらわらあるうちのAMITY VP Windows95赤外線ドライバてのがそうですね。ここ、みえちゃってていいのかな?
MS-IME98以降にはまだまだなりに手書き認識機能とソフトキーボードがあります。私は前述の「故障廃棄になったプリインストールマシンの添付品」からこれを入れ、Win98SP1内のパッチでver1.1にあげました。
MS-IME98のソフトキーボードは、ローマ字変換が出来ません。ですので、結局他のIMEかこの種のものを使う事になります。キーリピートを切ってフォントサイズを調整すれば使用感は悪くないです。ThumbTypeの時と言ってることが違うみたいですが、こちらはもともとあるべきキーボードをわざわざ外しているという自己責任意識があるせいでしょう。
今時IE3では何も見えません。同じく、Win98SP1の中身からIE4.01sp2をインストールしました…css方面はまだ不満です。ie5にしたいんですが、アンインストールが効かなさそうで躊躇してます。
3.3Vの72pin DIMMです。72pinDIMMは486noteの規格品で(Pentium用は144pin)、486時代は機種別メモリモジュールから規格品への移行期で、しかもRAMが高価でしたからあっても8MB以下、16MB以上の流通量は大変少ない。でも規格品ですから、表向きNEC用でもIBM用でもDEC用でもいけちゃう事があるのがミソです。5Vと書いてあっても動くものもあります。
一応次のものの動作を確認しました。
また、次のものの不動作を確認しました。
こちらからも得た貴重な情報からこの頁は出来上がっています。
(2001/06/02)
(2003/10/18 可能な限りlink修正)