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アレンジメントとは・・・
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アレンジメントは、広い意味でコサージやブーケを除いたすべての 造形を総称している。
もともとアレンジという言葉は、整理する、整頓すると言うことですから、アレンジメントを製作するときは、まず花と花の関係を美しく整えること、花と器、花とその他の素材の関係を整理する必要があります。
アレンジメントは大別すると、器を使用する物と、器を使用しない物に分けられる。
またアレンジメントの形には、ジオメトリックな形と、ナチュラルな形があります。
アレンジメント全般に共通する製作留意点
@180度展開の作品は、メカニカルホーカルポイントを中心として 4本の主軸は90度で交わる。
但し垂直軸と底辺の前方軸の交点が 90度以上となる場合は、垂直軸のテークバックのかね合いで行う。 また360度転回の作品は垂直軸と全ての水平軸の交点が90度で交わることを原点とする。
A支給された花材を マッスフラワー(かたまり的な花)、ラインフラワー (線的な花)、フィラフラワー(埋め草的な小花・葉物)
Bホーカルポイントの形成は適切の行う。
C使用コンテナに比べて、適切なスケールに形成する。
メカニック
@ファンデーション(吸水スポンジ)はコンテナにしっかり固定する。
A花材はファンデーションにしっかりと挿す。
Bバックグラウンドの処理を丁寧に行う。
C支給花材内で、 フイラグリーン、カバーグリーンを、それぞれ適切に使用する。
主軸の180度展開について
アレンジメント主軸の180度展開は、コンテナが円形の場合は、特に1/3に主軸が来る場合は、
オアシスではなく、コンテナの外円の1/3と言う点に注意
作図によるアウトラインと花の関係
ラインの先端部分
右図の先端部分(A)は、カーネーションの花びらの先が
ベース延長長線上より出てもOK
(C)は、だめですよ
108度転回の場合は、オアシスの3分の1部分に
トップが来るように
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課題2 (バスケットアレンジメント)
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<仕様>
イ:吸水性フォームは、バスケットにセロファンを敷き、容器の縁より高さを出して固定すること
ロ:作品のパターンは、ドームとすること
ハ:作品の展開は、360°とすること。
作品の大きさは、下図に示す範囲内とすること。
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A図 |
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B図 |
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A図:高さは、18pが平均
水平に挿す大輪13.5pは、
オアシスに3p差し込んだとして。
幅は、30pまでに抑える。
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B図:水平軸に大輪2〜7を入れF.P間に
大輪8〜10を
大輪2〜10の間に均等に小花(小輪)を入れる
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C図 |
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使用花材
@FP(フォーカルポイント)
A水平軸に大輪2〜7を入れる。
BFPと大輪2〜7の間に大輪8〜10を C大輪2〜10の間に均等に小花(小輪)を
入れる
D葉物は大輪の花からは出ない
適切な使用量で全部ではない。
Eレザーファン(最低部)6枚以上使用は、
大輪花より少し出る
Fワイヤー使用の場合は、
裸ワイヤーにフローラルテープをまくこと。
G最低部の葉物及び花は、水平に挿し
茎が器の縁に接していること。 |
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C図:高さを、16センチに抑えた場合
小輪は大輪より少し低く黒い○のように
垂直軸(大輪)は、オアシスに5p差し込む
水平軸大輪は、3pの差し込み |
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