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2025 4月 April 卯月 花残月


*25/04/26(土) 越後湯沢・六日町 かろうじてギフチョウ

*25/04/26(土) *25/04/27(日) *25/04/29(火)

龍澤寺(塩沢)

龍澤寺の桜(塩沢)

ほくほく線(塩沢)

上越国際スキー場(塩沢)

* 2025/04/26(土)晴

越後湯沢にギフチョウ遠征。

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写真:龍澤寺(塩沢)駐車場に止めさせてもらい、周辺の様子をうかがった。

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07:00 北小金→松戸→上野
07:54 上野 とき305自由席 09:08 越後湯沢
09:30 越後湯沢ニッポンレンタカー→
10:00 樺沢城址・上越国際スキー場・・・→
11:00 栃窪(通行止め)・・・→六日町→
11:45 坂戸山・・・(ギフチョウ達成)・・→坂戸城址・・→

14:00 六日町→お松の池→六日温泉ホテル付近‥→
15:00 六日町→塩沢道の駅→越後湯沢(返却)15:45
16:00 不動の滝
17:16 越後湯沢 とき330号 5-13-E 上野
 

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写真:龍澤寺の桜(塩沢)桜は満開だった。東京より1か月近く遅い。

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あと何回ギフチョウを見ることができるだろうか。

台湾から帰って以来、天気予報を見つつ悶々として過ごした。

今年を逃したら来年どうか分からない。

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写真:ほくほく線(塩沢)線路と並行する林縁を歩いた。チョウが見えたら城址跡の山に登る積りだったが・・

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24日、天気予報を確かめたうえで新幹線チケットを買い、レンタカーも予約した。

出会えなくても仕方ないけれど、後悔はしないで済むと思う。

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写真:上越国際スキー場(塩沢)

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(樺沢城址・上越スキー場付近)10:15−10:40

早く出たので予約した特急より1本前のとき305号自由席に乗車。

雪に覆われた田んぼ(栃窪)

道端の雪(栃窪)

道端の雪(栃窪)

林床の残雪(栃窪)

9時半越後湯沢からレンタカーを借り最初に樺沢城址に向かった。

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写真:雪に覆われた田んぼ(栃窪)樺沢城やスキー場付近にチョウの気配がなかったのでさらに上って上の様子を見に行った。

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一点の雲もない快晴、山肌には白い残雪が光っていた。

龍澤禅寺の駐車場脇の沢を見ると雪解け水が勢いよく流れ下っていた。

お寺の周りの桜は満開で風に花びらを散らし始めていた。

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写真:峠道・通行止め(栃窪)峠のポイントを見ようとしたが通行止め。徒歩で車道を上った。

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ほくほく線と並行する林縁の道を歩いてギフチョウが飛ばないか眺めた。

線路わきの窪地や森の中に残雪が残っていた。

ホオジロが飛び立ったが蝶の姿は見えない。

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写真:道端の雪(栃窪)道路に雪はなかったが道脇はこの通り。よほど雪が深かったのか。

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車移動してスキー場下の谷を見ながら歩いた。

以前何回もギフチョウを見た場所だ。

歩きながら日当たりの斜面を眺めたがルリシジミが舞っただけででほかには出会いなし。

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写真:林床の残雪(栃窪)蝶が飛ばないのは雪の下にまだ冷蔵されている?

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(栃窪峠)11:00−

峠の方が可能性が高いかもしれないと、山を上った。

ショウジョウバカマ(栃窪) ショウジョウバカマ(栃窪)

ホオジロ(坂戸城址) ツバメ(六日町)

ところが集落から峠に向かう場所が通行止めされていた。

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写真左右:ショウジョウバカマ(栃窪)雪解け後の斜面にショウジョウバカマが咲いていたがカタクリなどは開花前だった。

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手前に駐車し車道を上りながら30分ほどチョウを探した。

この辺りは畑も林も雪に覆われ、日当たりのよい斜面脇に僅かにショウジョウバカマが見られる程度だ。

カタクリは一輪もなくこれではギフチョウは舞いそうにない。

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写真左:ホオジロ(坂戸城址)

写真右:ツバメ(六日町)

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今年は雪が多く山より里近くの林の方が可能性が高そうだ。

上越国際、栃窪を諦め坂戸城址のカタクリを見に行くことにした。

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(坂戸城址・坂戸山登山道)11:45−

坂戸山登山道(六日町)

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登山者用駐車場は多数の乗用車が止まっていた。

天気の良い連休初日の行楽日とあってハイカーも多い。

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写真:坂戸山登山道(六日町)

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以前に下りたことのある尾根筋の登山口を上ってみた。

だらだら上り続く山道を歩いていくと満開の桜並木があり、地面にはカタクリが咲いていた。

喘ぎつつ上っていた時、遂に1頭が舞った。

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写真:ギフチョウ(坂戸山)だらだら坂を上っていく途中、突然ギフチョウが舞い直ぐ近くの地面に降りた!

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しかも直ぐ近くをゆっくり舞いながら地面の枯れ葉の上に止まって翅を広げた。

いきなり思ってもいなかったチャンス、急いでレンズを向けシャッターを切った。

ギフチョウ(坂戸山) ギフチョウ(坂戸山)

キクザキイチゲ(坂戸山) カタクリ(坂戸山)

ギフチョウはじっと止まっていた。

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写真左右:ギフチョウ(坂戸山)

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幸運だったのはこの時だけ登山者がの流れが途切れていたことだ。

2m位近付いて何枚も切った。

一度舞ったがまた近くに降りその後飛び去った。

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兎に角出会えた、撮れた!報われた。

これで一安心、少し上った場所に一面カタクリの咲く園地があり、花を眺めながら休憩ランチにした。

暫くからくり畑や、尾根筋を眺めていたがその後は1個体も舞わなかった。

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写真左:キクザキイチゲ(坂戸山)

写真右:カタクリ(坂戸山)日当たりのいい尾根にはカタクリが咲いていた。

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カタクリ群落(坂戸山)

登山d報のソメイヨシノ(坂戸山)

山を下りて坂戸城址のカタクリの原を見に行った。

日影の林床は雪に覆われ、雪が溶けた場所に少しカタクリやキクザキイチゲが散見される程度だった。

それでもギフチョウが舞ってくるかもしれないかと思い、日の当たり林を見て回った。

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写真:カタクリ群落(坂戸山)2頭目が飛ばないか、カタクリや桜を眺めて待ったが、チョウの姿は見えなかった。

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しかしギフチョウどころかモンシロが1頭、ルリシジミが1頭舞っただけだった。

13時過ぎ坂戸山を打ち切り、六日温泉ホテル方面を見に行くことにした。

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写真:登山d報のソメイヨシノ(坂戸山)

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(お松の池・六日温泉ホテル付近)14:00−

お松の池に着いたのが14時。

キクザキイチゲ・青(坂戸山) ニホンアマガエル(坂戸山)

ジロボウエンゴサク(上の原) キケマン(上の原)

池周囲の桜は満開、花見のグループも1組見られた。

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写真左:キクザキイチゲ・青(坂戸山)

写真右:ニホンアマガエル(坂戸山)

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池の周囲はまだ雪が残っていて釣り人も見当たらない。

スキー場のポイントを歩いてみようとホテル駐車場に移動。

ところがポイントに向かう山道は雪に覆われ長靴でもないと歩けそうにない。

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写真左:ジロボウエンゴサク(上の原)

写真右:キケマン(上の原)

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スキー場を諦め貯水池を見に行った。

ここの桜も見事に咲き揃い何人もが花を眺めていた。

峠に向かう車道はここで通行止め。

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貯水池の桜並木(上の原)

雪と桜と山並み(上の原)

谷を眺めながら1kmほど登ったが蝶の姿は見られなかった。

.これで終了、結局出会ったのは坂戸山の1個体だけ。

今年の場合、まだ少し早すぎたらしい。

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写真:貯水池の桜並木(上の原)

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多くは林床の雪の下に冷蔵保存されている?

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写真:雪と桜と山並み(上の原)

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振り返ると・・

たった1ち度、それも1頭だけの出会い。それが写真に撮れた!奇跡としか思えない。

頑張ったご褒美だったか。

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