2022 September 長月 紅葉月
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2022/09/25(日)晴
台風一過で晴れた。
田んぼは十分に湿っただろうからアカネが産卵するだろうと思う。
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写真:刈後の田んぼ(野々下)刈後に伸びたひこばえが膝丈に伸びている。14号、15号と台風が雨をもたらし、田んぼには広く水が浮いていた。
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10時車で出発。
古間木の運動公園側の路側に止めて田んぼに向かった。
田圃を見ると、ひたひたと浅く広く水が溜まっていた。台風、14号15号と毎週雨を降らせたからだ。
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写真:中央水路脇の田んぼ道(野々下)水路沿いの畦道を行き来し田んぼを眺める。
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中央水路脇にアカネが止まっていた。
逆光で翅胸が陰になってよく見えないがどうもアキアカネ臭い。
田圃にもいた。やはりアキアキアカネだった。
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写真:アキアカネ連結産卵飛翔(野々下)戻りアキを見たのは今日がはじめ他だったが、田んぼで産卵も見た。
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あまりここに通っていなかったので戻りアキを見たのは初めてだった。
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秋は早速水の溜まった田んぼに現れ、♂が見張りをしていた。
他にノシメ♂、ナツ♂が見られ、シオカラトンボも多数が水辺に姿を現していた。ギンヤンマも飛んでいた。
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写真左:シオカラトンボ(野々下)多数のシオカラトンボが田んぼの水辺に集まっていた。
写真右:アキアカネ交尾(野々下)
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10時半ころになるとあちこちでアキアカネの尾繋がりが見られ、産卵が始まった。
田圃のあちこちに水が溜まっているので産卵する場所が分散して写真が撮り辛い。
ナツを撮る方が優先なのでアキの産卵を追うより、ナツの尾繋がりを探した。
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写真左右:アキアカネ・連結打泥産卵(野々下)
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田圃の所々にノシメ、ナツの♂が探♀飛翔しているが尾繋がりが見つからない。
11時過ぎ最初にノシメトンボが連結産卵した。250oでマニュアルで撮った。
畔の近くで産卵してくれたので何とか撮れたと思うが、250oは不慣れなのでややバタついてしまう。
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写真:ノシメトンボ・産卵飛翔(野々下)
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11時を過ぎるとナツアカネも連結しての産卵が始まった。
最初は250oで撮っていたが、扱いやすい500oにレンズ交換した。
マニュアルでのピン合わせは500oの方がやりやすい。250oは不慣れのせいか、微調整が思うようにできない。
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x10は連射速度が速いのでピントが合えばドンピシャの写真が何枚も撮れる。
これまでは単発で撮っていたが、この連射はかなり使いやすい。
12時過ぎまで頑張って夏の産卵を撮った。
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写真:ノシメトンボ連結産卵(野々下)ナツアカネ同様打空産卵だが、ナツより少し高い位置から打空する感じだ。
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2022/09/26(月)晴
爽やかに晴れた。今日は300oズームを装着して古間木に向かった。
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中央水路脇を歩くとアキアカネが止まっていた。
10時半ころにはアキアカネが田んぼ過度の水溜まりで盛んに産卵した。
時々田んぼ全体に目配りしてノシメやナツがいないか探しながら、アキアカネの産卵を撮った。
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写真:ナツアカネ連結産卵飛翔(野々下)
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11時頃ノシメが連結産卵開始。
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連結したしたノシメが産卵場所を探しながら田んぼを広く飛び回るが、やがて産卵場所を決めてナツアカネと同じように打空産卵した。
300oと250oでは違いがあまりよくわからないが、マニュアルでの使いやすさは300oの方が上だと思う。
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写真左:ナツアカネ♂(野々下)♂が田んぼで縄張りを見張ったり、周辺を舞って♀を探す。
写真右:ナツアカネ交尾(野々下)
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11時頃、ナツアカネの交尾ペアが止まった。
道路側の田んぼを双眼鏡で覗くと、奥の方でナツとノシメのペアが産卵しているのが見えた。
50m位先なので田んぼに入って近づきナツのペアにレンズを向けた。
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写真左右:ナツアカネ連結打空産卵(野々下)膝丈に伸びた稲の間を縫うように舞って打空散する。
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ナツは一度産卵が始まると、5−6分は産卵が続くので何度もシャッターが切れる。
11時半過ぎには別のナツアカネが連結産卵した。。
これも田圃に踏み込んで近づき撮った。
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まだ産卵は続いていたが十分に撮ったので、12時、途中で終了。
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