2022 September 長月 紅葉月
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2022/09/21(水)曇り後晴れ
青森遠征。
5時起きして6時半前に出発。雨が降りそうなくらい空。
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写真:ねぶたのディスプレイ(新青森駅)
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06:38 北小金 JR常磐線・代々木上原行 06:47着
06:52 松戸 JR常磐線快速・上野行 07:11着
07:38 上野 JR新幹線はやぶさ5号・新青森行 指定席:7,320円 10,670円
10:52 新青森時刻表地図
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写真:湿地の葦原(青森)葦原にトンボ採りの若者がいた。
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ずっとマダラ遠征をどうしようか考えていた。
x7が崩れたのでx10に買い換えて準備した。青森の天気をチェックしていたが台風14号が接近、仕方なくx10のテストに明け暮れた。
20日、台風は東北から太平洋沖にぬけた。青森の天気予報を見ると21.22日が晴れ曇り。決めた。21日出発22日帰りのキップを買いに行った。
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写真:湿地の水路(青森)この水路の上をオオルリボシが行き来する。
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21日出発時は暗い空、仙台、盛岡を過ぎてもまだ曇り、新青森に着くと漸く空の一部に青空が見えた。
駅構内のコンビニで軽食を買い、西口のタクシー乗り場に行く。線路脇をはしりコンビニを左折、間もなくかわに向かって下るとポイントに到着。11時過ぎたところ。
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タクシーを降りると、湿地脇に大網を持ち胴長を履いた青年がいた。バチンと視線がぶつかったが、そのまま通過、湿地西側の階段に荷物を降ろしカメラを取り出した。
白い雲の間に青空が広がってきた。まずは西側奥の水路を見に行く。アキ、ノシメがいたがヤンマは見当たらず。
湿地を眺めつつ、水辺に止まるアキアカネやノシメトンボを撮った。
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写真左右:アオイトトンボ(青森)水辺の脚にアオイトトンボが多数止まっていた。
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水辺を行き来しつつ北西側の水路を見に行った時、草陰から不意にトンボ青年が現れた。
共にびっくりして、青年がこちらに挨拶。
高校生かもしれない柔和な感じの若者だった。ここは初めて、埼玉からきているといっていた。
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写真左:ヒメアカタテハ(青森)
写真右:モンキチョウ(青森)
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マダラヤンマの写真を撮りに来たと告げた。
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若者は湿原の中で1頭捕えたという。
いい写真を撮ってくださいといい、また湿原の方に戻っていった。
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写真:葦原脇を飛ぶマダラヤンマ♂(青森)
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トンボ撮りをしつつ何度か水辺を行き来した時、階段下の水辺の脇をマダラヤンマが行き来した。
比較的ゆっくりとホバリングを交えつつ足の脇を行ったり来たり。
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カメラを構えてピントをとりつつシャッターを切った。
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写真左右:マダラヤンマ♂飛翔(青森)
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新しい250oは、オートは反応が良いが、マニュアルにした場合焦点合わせの反応が鈍い。
仕方なくオートにして近くに焦点を合わせ、マニュアルに切り替えて置きピンのようにして舞ってくるマダラを撮った。
幸運なことにかなり長い時間、といっても3分ほどだが、行ったり来たりしてくれた。
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四苦八苦しつつも何回かシャッターを切ったので確信はできないが何枚かはあったっているかと思った。
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その後も何回かマダラヤンマが葦原の上を横切るのを見たがシャッターを切るチャンスはなかった。
1時を過ぎると、マダラばかりかオオルリボシの姿も見られなくなった。
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写真:ノシメトンボ♂(青森)
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それでも池辺を歩いてアカネなどを撮りながらマダラを探し歩いた。
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写真:ノシメトンボ♂(青森)北に来るとこのような翅班の薄い個体が混じる。
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湿原の草原にいた若者が再び近づいてきて、ルリボシの♀が産卵していたと教えてくれた。
その後マダラは捕ったのか聞きたくもないので、ただ話に頷いていた。
若者はまた葦原の中に消えていった。
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隣の公園を歩いて水飲み場を探しながら何かいないか見歩いた。
ノシメが所々にいたが他にはモンキチョウくらい。
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写真左右:アキアカネ(青森)
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沖舘川の土手を歩くとあちこちに多数のノシメとアキアカネが止まっていた。
既に水辺での交尾産卵活動を終え、草原で捕食と休憩のフェーズに入っているらしかった。
再びポイントの水辺に戻り半周したがやはりマダラは見当たらない。
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写真左:マユタテアカネ♀(青森)
写真右:マユタテアカネ♂(青森)
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若者はまだ葦原の中を歩いていた。
15時過ぎ、一日目は終了、歩いてホテルに向かった。
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