2022・5月 MAY 皐月・早苗月
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2022/05/10(火)晴れ
今日は晴れ、明日から曇りと雨。
朝食後、愛宕山に行くことに決めた。
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写真:トンボ池の睡蓮(愛宕山)池の半分以上が睡蓮に覆われ水面から葉が盛り上がっていた。トンボはまだ少ない。
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08:45 自宅→流山IC→岩間IC→7-11・・
→トンボ池・・→駒場不動の滝・・→駒場水路・・→クリンソウ園周辺・・→駒場水路・・
→愛宕山駐車場→7-11→岩間IC→流山IC→市野谷・・→自宅
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写真:睡蓮に止まったホンサナエ(トンボ池)
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例年のトンボワークは、ダビドの羽化、ホンサナエの羽化に続き、アオサナエやコヤマトンボ羽化探し、ヤマサナエの羽化探しと続く。
今年はダビド、ホンサナエの後が続かなかった。
天気も不順な日が多かったこともあるが、それよりもスイッチが入りにくくなったことの方が大きい。
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連休中も天気の良い日もあったが敬遠。
連休明けは母子島か愛宕山に行こうかと漠然と考えていたが、スイッチが入らない。
週間天気予報を見て今日を逃すとまたしばらく機会を失いそうだ。
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写真左:シオカラトンボ(駒場・水路)
写真右:オオイトトンボ(トンボ池)睡蓮の葉の上を低く飛び交っていた。オオイトばかりでクロイト他のトンボは見られなかった。
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今日行かなければ後悔しそうな気がした。
愛宕山に行こうと決めた。
狙いはヤマサナエ。
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8時半過ぎ出発。10時前に岩間IC、7−11で休憩、軽食調達後トンも池へ。
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写真左:カラスアゲハ(トンボ池)池辺のぬかるみで吸水していた。
写真右:ツバメシジミ(トンボ池)
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(トンボ池)10:00−10:30
睡蓮の葉が茂り、水面から盛り上がっていた。
キビタキの声を聴きながら池辺を歩く。イトトンボが見えたがまだ数は多くない。
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写真左:オナガアゲハ(駒場)
写真右:コミスジ(駒場)
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前回多数舞っていたホソミオツネンが見当たらない。
睡蓮の葉の上に何かが伏せるように止まった。ホンサナエだった。
スイレンに止まったイトトンボを見ると、オオイトトンボだった。
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クロイトやそのほかのイトトンボを探したが見当たらなかった。
池脇のぬかるみに黒いアゲハが舞って吸水していた。
メタリックな緑色に光るカラスアゲハだった。
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写真:ニホンカワトンボ・褐色翅♂(駒場水路)褐色翅型が目立った。印象としては無色翅型より多い感じだった。
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トンボ池を切り上げ山に登った。
展望台駐車場を通過、今日は山根参道や、野鳥の森もパス。
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そのまま不動の滝まで下った。
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写真左:ニホンカワトンボ・無色翅♂(駒場水路)
写真右:ニホンカワトンボ♀(駒場水路)
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(駒場・不動の滝)10:45−
不動の滝近くの道脇に駐車。カメラをもって水路脇を歩いた。
サンコウチョウやサンショウクイ、サシバの声が聞こえた。
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写真左:シオヤトンボ成熟♂(駒場)
写真右:シオヤトンボ未熟(駒場)
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水路脇にシオヤトンボが止まった。
不動の滝に行ったがまだ日陰で何も見つからない。
再び水路脇を歩くと、水路の草原でホンサナエが舞った。
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白いツツジにオナガアゲハが吸蜜していた。
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(駒場水路)11:30−
最初に休耕田の草原に行ってハラビロがいないか探した。
ハラビロはいなかったが、シオヤがいた。
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写真:ホンサナエ♂(駒場水路)田んぼに引水するために堰の各棒が敷かれている。ここがホンサナエのお気に入りの見張り場所。去年も、一昨年も、その前も・・ここで見張り♂を撮った。
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水路に降りて下流に向かった。
ニホンカワトンボの褐色翅型があちこちに目立っていた。
無色翅型より多いような気がしたが、無色翅型だけがいる場所もあった。
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写真左:ホンサナエ♂(駒場水路)前胸の黄色班がZ型
写真右:ホンサナエ♂(駒場水路)翅境線
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上流に向かうと、橋の下の堰に使われている角材の上にホンサナエが止まっていた。
ここには毎年ホンサナエが止まっている。見張りがしやすいらしい。
丁寧にホンサナエを撮った。一つ目標を達成。
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ダビドがいないか探したがみつからなかった。
ヤマサナエもこの時は見つからなかった、
車に戻り、自転車を組んでクリンソウ園に向かった。
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写真:ヤマサナエ♂(駒場)羽化後間もない個体は黄色が鮮やかで美しい。
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(クリンソウ園周辺)12:00−
水路脇に近づくと、数匹のシオヤトンボ♂が縄張り行動の小競り合いを繰り広げていた。
どうしたわけか上流部の仔の場所でいつもシオヤトンボが縄張り行動をしている。
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さらに進んでいくと、大きめのトンボが舞った。ヤマサナエだ。
駒場水路では見かけなかったので時期的に少し早いかなとも思っていたがそんなことでもないらしい。
道端に止まったところを何とか記録。
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写真左:ヤマサナエ♂・前胸(駒場)規範はL字型
写真右:ヤマサナエ♂・翅境線(駒場)
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水路脇を一通り自転車で走ると数頭のヤマサナエが飛んだ。
ヤマサナエも達成しこれで余裕。
今は廃園となったクリンソウ園を見るとクリンソウは数株しか残っていなかった。
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写真左右:ヤマサナエ・羽化後処女飛行(駒場)水路脇を歩いたとき羽化後間もない個体が舞い上がり近くの杉の木に止まった。
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相変らずここにもヤマサナエが数頭見られた。
写真は後にして先にランチ。
ランチ後水路を見るといきなり足元からヤマサナエの羽化後の未熟個体が舞って近くの杉の木に止まった。
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やはり今が羽化のタイミングなのだ。
未熟個体を記録した後、水路で羽化殻を探そうとしたがとてもじゃないが探すのは困難。
水草が密生し、どれかの茎に上って羽化したかと思うがそれを探すのは至難の業。断念。
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写真左:クリンソウ(駒場)クリンソウ園は廃園。それでもわずか数株だがクリンソウが咲いていた。
写真右:ダイミョウセセリ(駒場)
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水路脇を歩いてさらに往復。
何頭かのヤマサナエを記録。
処女飛行の羽化後個体も2頭舞った。
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写真:ホソミオツネントンボ♂(岩間)
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満足しつつ、ヤマサナエワークを終了。
再び駒場の水路に戻り、中を覗いてみた。
先ほどと同じように堰の材木にホンサナエとニホンカワトンボが並んで見張り。
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用水路脇のコンクリートにも別のホンサナエがいて時々材木上の個体とつばぜり合いしていた。
相変らずニホンカワトンボが多いが他のトンボは見られない。
ヤマサナエが1頭、灌木の茂みに止まっていた。
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写真左右:ダビドサナエ♂(駒場水路)帰ってから写真を確認したらダビドが写っていた。不動の滝から少し下った場水路から飛び出して道に止まったところを撮ったが、かろうじて1枚切ったのみ。ピンボケだがよく見ると前胸規範が「ハ」の字型。もう少しこの水路を見ればよかったと反省。
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昨年ダビドを見た上流部は今回はパス。
14時山を下りた。
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サンコウチョウ、サンショウクイ、キビタキ、サシバ、ガビチョウ?
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10:09 2022/05/14 mo
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