将棋盤の最も外側のマス目を周回コースと考え、回りながら自分の駒を出世させていくゲーム。
周り将棋、まわり将棋、廻り将棋等表記は様々である。
スタートは自分の前の隅から始める。
駒は歩から始めて香、桂、銀、角、飛、王と出世させていく。銀の次に金の代わりとして銀の裏を用いる場合もある。
駒を進めるためには「金」4枚を振り、表を1、裏を0と考えて出た目だけ進む。
駒が横になったら5、立ったら10と数える。4枚表になるか4枚裏になったときは、
もう一度振れる、一つ出世する、100と数える、などのルールが地域によって存在する。
出世の条件は、「角に止まったとき」「4枚裏になったとき」「自分のスタート位置を通ったとき」
などなど様々なルールが存在する。
また敵の駒を追い越すと、その場にとどめておき(一つ内側のマス目に移す)動けなくする、
敵の駒と一直線上に並んだら、お互いまっすぐ相手の位置に行って戻る競争をする、等の遊び方もある。
終了条件も、王ができた時点で勝ちとするもの、王となって自分のスタート地点に戻って勝ちとするものなど様々なものがある。