様々な将棋


禽将棋(とりしょうぎ)


戻る


 江戸時代に作られた将棋。7×7の盤を用い、鳥の名前が書かれた駒を用いる。 6種類の駒のうち、2種類のみが成ることができる。敵陣は2列目まで。相手の鵬を取れば勝ちとなる。

成る前成った後
名称呼び名名称呼び名
おおとり(成らない)
たかGくまたか
つる(成らない)
きじ(成らない)
うずら(成らない)
つばめかり

駒の動き方

「おおとり」

 前後左右斜めに1マス進む。

 
「たか」

 前と左右斜めに1マス進む。真後のみ行けない。成ればG(くまたか)。

  
「つる」

 前後、前斜め、後ろ斜めに1マス進む。

   
    
  
 
「きじ」

 前に2マス、左右斜め後ろに1マス進む。直前に駒があっても飛び越して進める。 前に1マスだけ進むことはできない。

   
  
 
   
  
 
「うずら」

 左鶉は前と右斜め後ろに直進でき、左斜め後ろに1マス進む。
 右鶉は前と左斜め後ろに直進でき、右斜め後ろに1マス進む。

   
  
   
「つばめ」

 前に1マス進む。成れば鴈(かり)。

   
   
  
  
  ○ 
「くまたか」

 鷹(たか)が成ったもの。
 斜め前方と後ろに直進、前、左右に1マス、斜め後ろに1マスまたは2マス進む。 斜め後ろに駒がいるとき、その駒を飛び越しては進めない。

    
      
    
      
    
「かり」

 燕(つばめ)が成ったもの。
 斜め前方、後方に2マス進む。1マスは進めない。間に駒があっても飛び越して進める。

*当サイトの無断での引用、掲載、転載、複製を禁じます。


戻る