ゲームやおもちゃの美術館・博物館「近畿」


江崎記念館

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 江崎記念館はおもちゃの博物館というよりは、江崎グリコという会社の博物館です。 場所は大阪府西淀川区。  大阪駅からは東海道本線で神戸方面へ一駅の塚本駅を降りて徒歩10分ほどの所です。 駅から線路沿いに歩いていくと、大きなグリコの看板が見えてきます。 そこはグリコの本社。そう、江崎記念館はその敷地内にあるのです。従って予約は必須。 また開館は火曜日と木曜日の午後1時から4時、と普通の人にはなかなか行きづらい環境です。 正門横の受付で名前を言い、書類に必要事項を記入して敷地内に入ります。 記念館の前には担当の人が待っていて中を案内してくれます。 本社内ですから自由に行動させるわけにはいかないと言う事でもあるのでしょう。 記念館の建物は、1階は会社の研修施設だそうで、2階が「グリコの歴史の展示江崎記念館」になっています。 2階に上がると、まずグリコの歴史のビデオを見ることになります。 駅から歩いてきましたし、展示も歩いて見るので、ここでソファに座れるのは嬉しいことです。 ビデオは創業者、江崎利一氏の生立ちからグリコを起こして大きくするまでが綴られています。 ビデオが終わると係りに人がやってきて案内してくれます。 最初の工場のジオラマ、社内報、初期の包装、キャラメル製造の道具、CMに出たキャラクター、最初の自動販売機 (ここでキャラメルをいただきました)、おまけのおもちゃなどが展示されています。 お菓子に直接おもちゃを付けるのでなく、点数券などを集めて送るともれなく賞品がもらえるようにしたのもグリコが始めてだそうで、 鳩官鳥やせっかちくん・のんびりくんなどは懐かしさで胸が一杯になりました。
2階をぐるっと一周して終わり。 もう一度一人でゆっくり見たかったのですが、本社内だけあって、自由には見せてもらえないようです。 そこだけは少し残念でした。
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