ゲームやおもちゃの美術館・博物館「近畿」


豆玩舎ZUNZO

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 豆玩舎ZUNZO(おまけや・ズンゾ)に行ってきました。 ここは「おまけ博士」として知られる宮本順三氏のコレクシヨンを集めたミニ博物館です。 1998年にオープンしました。 宮本順三氏は1906年生まれ。 江崎グリコの創始者、江崎利一氏の下で、戦前、戦中、戦後にわたってグリコのおまけの開発に携わりました。 ZUNZO(ズンゾ)は氏のペンネームだそうです。 場所は地下鉄千日前線の今里駅から徒歩2分です。 今里駅は大坂環状線の東側の中間部、鶴橋駅から東へ一駅のところ、東京で言えば浅草橋のようなものでしょうか。 浅草橋がおもちゃの町であることを思えば、奇遇なことです。 駅から2分といっても、決してわかりやすい駅前というわけではありません。 少し横道に入ったところにある大坂セルロイド会館の3階にあります。 そのセルロイド会館も豆玩舎ZUNZOも、駅前にいた警察官に聞いてもわからなかったような状態でした。 近くの子供に聞いたほうが良いのかも知れません。広さは60平米ぐらいでしょうか。 大通りから一本入ったところにあるのですが、初めての人間には難解です。 4つの部屋にグリコのおまけ、郷土玩具、世界の民芸玩具、図書などが展示されています。 ときどき宮本氏によるおもちゃ製作講座のようなことも行われているようです。 グリコのおまけの展示は思ったより多くありません。 「グリコのおまけ」ではなく宮本氏の博物館なのです。 現在、館長は宮本氏の娘さんが務めています。ご本人も時々顔を出されるとのことです。 名称の「豆玩舎」を「おまけや」と読ませるのは、面白いとは思いますが考えものです。 発見できなかった私は104に電話をしましたが、「豆玩舎」の読みがわからず調べられませんでした。 当て字もこういうときは迷惑です。

 

 


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