歌舞伎の部屋


公演の予定(2006年10月)

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●芸術祭十月大歌舞伎(2〜26日)・昼の部(歌舞伎座)

 「芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)・葛の葉(葛の葉)」

 「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」

 「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)・熊谷陣屋(くまがいじんや)」

 「お祭り・(おまつり)」

●芸術祭十月大歌舞伎(2〜26日)・夜の部(歌舞伎座)

 「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
     五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
           同 二つ玉の場
     六段目 与市兵衛内勘平腹切の場」

 「梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)・髪結新三(かみゆいしんざ)」

●国立劇場歌舞伎(4〜27日)

 「元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)
    江戸城の刃傷
    第二の使者
    最後の大評定」


前月 翌月 戻る 国立劇場開館40周年を記念して、元禄忠臣蔵全11部を3ヶ月かけて通し上演。 最初の月である10月は吉右衛門の大石内蔵助で「江戸城の刃傷」「第二の使者」 「最後の大評定」の3本。 「江戸城の刃傷」   松の廊下の刃傷直後から切腹直前までの浅野内匠頭を描く第1部。   武士道から喧嘩両成敗を訴える多門伝八郎(歌昇)の必死の懇願が聞かせどころ。 「第二の使者」   赤穂城にて江戸と京都からの使者の知らせを聞く内蔵之助を描く第2部。   朝廷が怒っていないことを聞いて大いに安心・感動するところがクライマックスだが、  こりゃ確かに現在じゃ客は感動しないわな〜。  「最後の大評定」   城明け渡し期限直前、城に残った藩士を集め、すべてを自分に委ねろと頼む内蔵之助を描く第3部。 30人近い人間が集まると、さすがに舞台も豪華で、そこで男泣きする内蔵助には感動しちゃいますね。  近くのおばさんたちが、「今日は男が多いわね。男は忠臣蔵好きなのかしら」と言っていたが、周囲を見ると確かに男性が4〜5割。 男性が忠臣蔵を好きなんじゃなくて、いつもは女性陣が先に席を抑えてしまうだけだと思うが・・・