伝統ゲーム紹介


「はまなげ」

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名称はまなげ(破魔投げ、浜投げ、ハマなげ)
地方鹿児島
概要  打毬(うちまり・だきゅう)と呼ばれる日本の古い遊びから派生したと思われる遊び。西洋のホッケー競技のように、弾を棒で打ち合う競技である。現在も「はまなげ」という名称で九州南部や奄美地方に残っている。2組に分かれ、テニスやバレーボールのようにそれぞれのコート内でボット(木刀)と呼ばれる木の棒で「はま」と呼ばれる木の円板を打ち合う。「はま」は直径5〜6cm、厚さ1〜2cmの木製の円盤である。

競技は一方のチームの先頭の者が、相手コートに対して「はま」を転がすことで始まる。テニスやバレーボールのサーブである。これを倒さずに相手コートに打ち返す。自分のコート内で「はま」が倒れると相手チームのポイントとなる。一定時間(5〜10分)行ない、点数の多い方が勝ちである。

 現在、鹿児島件鹿児島市と鹿児島県姶良郡加治木町に保存会があり、大会が行われている。また鹿屋体育大学でも、地元の遊戯として行われている。

販売状況道具は手製のため販売は無い。

打毬のページ参照。


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