第64話 トホホな出来事は続く

近、Windowsのゲーム「四川省」にすっかりはまっていました。「四川省」はあるルールに従って麻雀牌を消していく単純なゲームなのですが、終了(全ての牌が消えると終了)までの時間でランキングが残り、ついつい後を引くゲームです。親が夢中なのでゲーム大好きな5歳児の次男までもが凝ってしまいました。

ある朝、ゲームをするために次男がパソコンに電源を入れたのですが、ハードディスクに異常がありますとの表示後、「スキャン・デスク」が勝手に始まってしまい、2時間経っても終わりません。一週間位前から、動作が不安定な事もあったのですが、今回はどうしてもWindowsが起動しません。9月に起きた電源を入れても何も画面が出ないという時よりもましなようですが、Windowsが立ち上がらないので結果は同じです。

ママはパソコン雑誌の付録のWindows裏技集などをみて、DOSモードでは立ち上がるようになりました。しかし、そこでディレクトリを見ようとするとしばらく応答がなくなり、最後にディスクアクセスエラーが起きます。ノートンユーティリティの緊急ディスクから起動しても駄目です。マックだとOSのCD-ROMから起動できるのですが、Windowsはできない? もうお手上げ状態です。

テライトには早急に必要な自治会の会計書類一式が入っています。翌週には監査を受ける予定でした。幸いなことに2週間前のバックアップがフロッピに残っていました。印刷した紙も手元にあり、備えあれば憂い無しです。バックアップが有って本当に良かった。しかし、他に年賀状の住所録をバックアップしてあるだけで、その他のデータは遥か昔にバックアップしたきりです。

パソコンが壊れるとどうしてママまで気持ちが落ち込んでしまうのでしょう? その上 頼みの綱の同居人も花粉症と風邪を併発して寝込むし、とどめに三男が中耳炎にかかってしまいました。このまま落ち込んではいられない、何とかしなければ。

このパソコンを買った「PCデポ 長津田店」に電話して、「店のノートパソコンに家のハードディスクを繋いで救済できるデータをフロッピィに入れて欲しい」と相談しましたが、「そのようなサービスはしてないよ」とツレナイお返事。「お客さん、パソコンのデータは壊れる可能性があるからバックアップを取るのが基本ですよ。」これまでに何度も客に言ってきたと思われる、この決め台詞を戴きました。トホホ

NIFTYのメールやフォーラムのアクセスはマックからなのでいいのですが、自治会のデータを修正するためにWindowsが必要です。壊れたハードディスクを初期化してWindowsを入れ直すのは大変ですし、まだデータに未練があります。そこで、手っ取り早くWindowsの環境を復元する為に、昨年8月に置換した古いハードディスクがまだ初期化せずにあったので、同居人に繋ぎ代えてもらいました。

その結果、サテライトの環境は半年前に逆戻り。メーラーのアドレス帳も消えて、最近メールを戴いた方のアドレスも無くなってしまいました。お返事書けなくてゴメンなさい。家計簿のソフトもデータも消えてしまいました。ATOKの辞書も消えてしまったし、狭いハードディスクには再インストールできません。かな漢字変換がおばかになってストレスが溜まります。大好きな「四川省」は「窓の杜」から再びダウンロードしてきましたか、栄光のママのランキングは失われました。

取り敢えず、自治会の会計資料の監査が終わるまではハードディスクの初期化やWindowsの再インストールでトラブルと困るので、この古い環境を使っていくことにしました。


前回に引き続き、トラブル続きです。サテライトを使って2年間、便利に随分と酷使してきました。パソコンのない生活は考えられません。バックアップマシン、危機回避や子供達の利用することも考えて、ここらでもう一台、新しいパソコンの必要性を痛感しています。

地域振興券 マックかウィンか考えると機種が豊富で価格の安いWindowsマシンかな? マックもいいけど、iMacには我が家の周辺機器が繋がらないし、G3マックでも本体の他に接続カードを購入しないといけないらしく、結構割高になってしまいます。あのポリバケツのような筐体もいまいちだし。安いWindowsマシンの検討中です。

と、この話を書いていたら地域振興券が郵送されてきました。町田市では3月25日から半年間の有効期限です。これでパソコン購入に弾みをつけようか? でも町田市内でしか使えないのが難点ですね。生活費で消えちゃうかな?

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M.Nakamura Mar 14,'99