第35話 年賀状にみるパソコン普及

しい年が始まりましたが、早くも1月半ばになってしまいました。外は未明から雪が降っていて、結構な積雪になっています。先週の雪は根雪になってしまいました。今年は暖冬とか言っていたように思うのですが、これもエルニーニョの影響なんでしょうかね。成人式の人は大変です。

お年玉付き年賀はがき 今日はお年玉付き年賀はがきの抽選日です。雪で外にも出られないので、年賀状の整理をかねて今年の年賀状の傾向調査をしてみました。

ず、我が家に届いた年賀状を作成方法で分類した結果です。

パソコン写真印刷ハンコプリントゴッコその他
31%21%13%11%7%18%
  • 分類はメインの作成方法で行いました(パソコン+手書きメッセージは、パソコンに分類)。
  • 印刷は印刷屋さんに注文して印刷したものです。
  • ハンコはゴム印や手作りのハンコなどの組み合わせです。
  • その他は、イラスト入りの私製ハガキや、全て手書きのものなどです。
  • パソコンで作成した年賀状が31%となっています。これに本文は写真や印刷だけど宛名はパソコンというケースを含めるとパソコン利用率は35%に達しています。これは、大雑把に言って3軒に1軒はパソコンを持っているということになります。

    もちろんこれが世間一般のこととは思いません。我が家の会社関係や学生時代からの知人はコンピュータ関係の仕事をしている人が多いためでもあると思います。しかし子供関係の知人などからもパソコンで作成した年賀状が届きました。これは、パソコンが結構普及している証しでしょう。健さん、倍賞さん、長島さん、香取くん、竹中さんの影響大?

    プリントゴッコの凋落には目を見張るものがあります。その絶頂期には半数以上の年賀状がプリントゴッコだったような記憶があります。プリントゴッコ=年賀状は過去のものとなったようです。今やパソコン=年賀状ですね。

    パソコンの家庭向けの用途では年賀状作成が一番活用されているのではないでしょうか。年末の本屋さんには年賀状用のイラストが入ったCD-ROM付きの本が溢れていました。

    に、宛名書きソフトとコート紙の使用状況を、年賀状全体と、パソコンで年賀状を作成してあるのもの両方からみてみました。

    母数宛名書きソフトコート紙
    年賀状全体24%8%
    パソコン作成65%27%

    宛名書きソフトの普及率は全体の1/4です。パソコンを使っているものに限ると2/3にもなっています。筆まめ、宛名職人、筆王、筆自慢など、よく名前を考えるなあ。我が家はまだ使っていません。

    コート紙はパソコン使っている人の1/3弱です。これは多いのか少ないのか分かりませんが、今回からの発売なので知らなかった人も多いでしょう。

    分析を終え、年賀状は時代を写す鏡であることを感じた一日でした。10年後の年賀状はどうなっているか、想像してみると楽しいものがあります。


    年玉年賀ハガキの抽選結果ですが、なんと4等(下2桁が一致)が1本しか当選しませんでした。枚数からするともっと当たるはずなのですが、確率とは所詮こんなものなのでしょう。

    まあ、年の始めからつまらないところで運を使わずにすみ、後々もっと大きな運を掴むチャンスが残ったと考えることにしました。

    年頭にあたり

    今年はWindows98がでるそうですが、そういうことにはあまり振り回されないようにして、自分がパソコンで何をやりたいのか、できるのか考えてみようと思います。あと、昨年までは専業主婦でしたが、今年は何らかの社会参加をしてみたいと思っています。そんなこんなをこの奮闘記に載せていくつもりです。よければまた読んでください。

    【↑目次へ】 【←前話へ】 【次話へ→】

    M.Nakamura Jan 15,'98