第32話 パソコン主婦の友

ソコン主婦の友、と言う主婦の友社が発行する雑誌を買ってみた。冗談みたいな名前の雑誌だが、本気で出しているようで既に第2号であった。

CD-ROM付きで1200円はちょっと主婦には高い。しかしママは最近いろんな電子メールのアンケートに答えまくって図書券が結構貰えたので遠慮なく自分の本や、子供の絵本が買える。 でも、これは自分のプライバシーを切り売りしてお金を貰っているようでちょっと後ろめたい。

パソコン主婦の友パソコン主婦の友」はその名の通り、主婦がパソコンを利用して、家計簿を付けたり、パソコン通信したり、ホームページ作ったり、在宅ワークする様子が載っています。家計簿紹介では実名(仮名かもしれないけど)、写真、年齢(旦那と子供も)入りでレポートされてます。これはもうプライバシーの切り売りどころでなく、自分の家の給料まで見せてしまうという凄い雑誌です。ママにとっては興味深いが、絶対に体験主婦としては載りたくない。

主婦向けの雑誌に特有なリサイクル工作記事もあります。これは他のパソコン雑誌では絶対に見ることができません^_^ 牛乳パックで作るフロッピーケース、洗剤の空き箱でCD-ROMケースを作る等のけち臭い工作です。また、ママも作りましたがノートパソコンの布袋の作り方等が載っています。

宅ワークについては割と具体的な記事が多くて参考になります。ママには前回書いたSOHOという雑誌よりよかったです。自分でパソコンの周辺機器とソフトを用意して、不定期に来る仕事の期限に合わせて、正確に仕事をするのは結構大変そうです。就学前の4人の子供がいながら、在宅ワープロ入力をしている主婦の体験記は泣けます。

それにしてもホームページ作成が1ページあたり3,000円というのは安いのか高いのか? 普通のパートの時給で考えると3〜4時間位になるけど、電気代、通信費、ソフト購入費、消耗品を引くとあんまり儲かりそうにない。仕事を受けるためには自費でかなり勉強もしなければならないだろうし。

「刺激の少ない専業主婦から少しでも社会に係わりたい、できればお金も欲しい。でも、夫の家事に協力は得られないし、子供もまだ手が離れない。スーパーのレジ打ちとか、掃除みたいにカッコ悪い仕事は嫌だし。パソコンを使って自宅で働くなんて知的でカッコ良いし、家事に支障がなければ夫だって許してくれる。」
そんな主婦をうまく利用して、安く便利に使いたいという(健康保険も雇用保険も福利厚生も無く、設備投資も無く、必要なときだけ使える)企業の思惑が見えてくる。しかし、データ入力作業だけじゃスーパーのレジ打ちと大差ないし、単純作業なので疲れるだけであまり脳細胞を刺激してくれそうにない。自分の好奇心も満たしてくれ、それなりに頭を使う付加価値のある仕事というのは片手間に出来るほど甘くないでしょう。

でも景気低迷が続いているし、高い人件費を減らして国際的な体力を付けるため、企業はリストラなどで余分なところをどんどん削っている。この状況はこれからも続くだろうから、必要なときに便利に使える在宅ワーカーの仕事は増えていくでしょう。内容も単純なものから高度なものまで様々だろから、できるだけ創造的な仕事ができるように今から少しづつ自分に投資しようかな。

ママは一応プログラムを書けるんだけど、メインフレームのFORTRANとCOBOLなのだ。最近のCやJAVAは知らない。第1種情報処理技術者の資格も持っているけど、専業主婦になってかなり経つのでもう錆びついています。あと、プログラム開発をやるには結構まとまった集中できる時間が必要なので、子供を抱えての在宅仕事としてはきつそうです。

情報処理関係のマニュアルや解説書、ホームページ関係の仕事ならなんとかできるかな。しかし、ワープロも富士通のOASYSはよく使いましたが、MS-WordやExcelは殆ど使ったことがないのです。普段のメールや日記にはテキストエディタで十分なので。でも、同居人に聞くとWordもExcelもそんなに難しくはないらしいですが。WordやExcelの教室にでも通ってみようかとも思う。

録のCD-ROMは家計簿、年賀状の文案、宛名書きソフト、子供用ソフトのデモ、レシピ集の体験ソフトなど盛りだくさん。特筆すべくはCD-ROMの使い方が懇切丁寧に書いてあり、圧縮ソフトの使い方は画面毎にどのアイコンをクリックするかまで手とり足とり書いてあって感動した。でも、わかんない人にはやっぱり使えないと思うけど。

ママもいよいよ来年からはパソコンで家計簿を付けてみようかな。取り敢えず、10年ライフプラン表というのを使って我が家の財政状況を10年計画でシミュレーションしてみました。当分は新しいパソコンは買えないことが判明し、同居人はがっかりしてました。

CD-ROMに入っていたマック用の宛名職人というソフトの体験版を動かしてみました。しかし我が家のマックでは動かないのです。パワーマックじゃないとだめなんだって。残念。でもパソコンは当面買い換えられないというシミュレーション結果が出たばかりなのであった。

ところでこの雑誌は読者用のホームページやメールのアドレスが全く載っていない。編集室へのお便りは郵便で行うらしい。この辺のスタンスがどうせ主婦相手のパソコン雑誌と言う感じで、馬鹿にされているみたい。それともこの雑誌の編集部にそれだけの能力がないのかも知れない。主婦が作るホームページの紹介なんかがあったらママのページを是非紹介して欲しかった。

この手の雑誌にしてはプレゼントやモニターの美味しい話もあんまり載って無くてその点は期待外れでした。 また、普通のパソコン雑誌の様な広告があんまり無くて、この雑誌はやはり主婦の友が主婦の為に作った主婦雑誌であった。

供が風邪だったのでしばらく外出できませんでした。久しぶりに図書館に行き、新刊コーナーで何気なく借りてきた「ナマエの謎探偵団」が面白かった。色々な商品や会社の名前の語源を探るというもので、例えば、キヤノンは観音カメラからとか、バンダイは萬代不易という漢語からなど。著者の田中ひろみさんは元看護婦で今はイラストレータ。自分の興味のあることは色々なところに電話をかけまくって聞いてしまうパワーの持ち主だ。

子供たち 薬屋キャラクター(象のさとちゃんやカエルのコロちゃんなど)のコレクターで、版画やフラダンス、ウクレレ、カメラを習い、友達の影響でマックを買い、今ではホームページ作成まで手がける楽しい人生を送る人らしい。ママも結婚なんてしないでずっと自由に自分の好きな事だけを追求して生きたかった、と最近育児スランプ気味のママは夢想しています。

田中ひろみさんに刺激されてマックの子供用のお絵描きソフト、キッズペイントで子供たちのイラストを描いてみました。マックのタブレットのペンが見つからなくてマウスで描きました。子供用のソフトでもそこそこ使えます。今年の年賀状は写真ではなくイラストにしようかとも思いましたがやめておいた方が無難ですね。



今回は前回に引き続き在宅勤務について書きました。次回はいよいよママはニフティサーブFWORK(在宅ワーキングフォーラム)に入会してみようと思います。一体このホームページの話題は何処までそれて行くのか楽しみにして下さい。

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M.Nakamura Nov 30,'97