第23話 いよいよISDNで接続する

が家のホームページ紹介がリビングという情報誌(新聞?)に掲載されたことを書きましたが、何通か「見ましたよ」というメールを頂きました。見ていただいた皆さん、ありがとうございます。この場を借りて(って、ここは自分とこのページなので、借りてというのは変ですね)、お礼申し上げます。これからもよろしくお願いします。

アクセス数もいつもより若干増えたようですが、それほど劇的な変化ではありませんでした。やはり主婦向けの情報誌なので興味のある人が少ないのかな。それとも、紙の媒体だとそんなものなのかな? どのようにアピールすればいいのかよくわかりません。

まあ地道に内容の更新をしていくしかないのかな。

よいよ我が家の電話、もう電話じゃなくて、我が家の回線という方が正しいのかな。とにかくISDNになりました。と言っても電話線そのものは今までの線のままです。電話局側の設定を変えるだけで、今までアナログだった線がディジタルになってしまうなんてなんだか凄いです。

電話機 ISDNになると普通の電話が自動的にプッシュホン回線になってしまうようです。我が家では今まで一つの電話回線に2台の電話が繋がっていたのですが、なんと1台の方の電話がプッシュホンの「ピッ、ポッ、パッ」に対応してなくて、発信ができない電話になってしまいました。右の写真のオモチャみたいな電話がそれです。

MN128にはアナログポートが2つあるので、2台の電話を繋げば内線通話(内線で話す必要があるほど大きな家ではないけど^_^;;)や、片方で受けて転送することもできたのに残念。

工事は壁のモジュラージャックコンセントを取り替えて、接続試験をして完了です。おじさんは携帯電話を持っていて電話局の人と連絡をとり、テストも無事完了です。携帯端末でレシートのような形の請求書を発行してくれました。今回はモニターなので工事も無料です。一旦、電話料金と一緒に引き落とされ、あとでリビングの方が清算してくれるそうです。

ここまでの接続はNTTから来た工事のおじさんがやってくれました。おじさんは最近忙しいらしく、午後遅くきた我が家の工事の時にお昼ご飯を食べてないといってました。普通の電話回線からISDNへの切り替え工事が詰っているそうです。

しかし、ACアダプタとDSUの置き場所はどうしよう。予想通り邪魔だ。取り敢えずサイドボードの上に置くが、沢山のコードや電話線がゴチャゴチャとして醜いことしきり。今度の休日になんとか考えよう。

おじさんの工事後、取り敢えずマックのモデムをアナログポートに繋ぎ工事完了を同居人にメールで知らせようとした。そしたら、何故かNIFTYに繋がらない。そう、モデムの設定を今までのパルスからトーンに切り替えなきゃいけないのです。しかし、ママはマックに関しては使うだけの人なのでどこを変えたらいいのか分からない。とりあえずはそのままにしておく。

以下は、同居人が帰宅してからパソコンの設定を変えてもらい、色々と試した結果です。

マが使うAsahiネットNIFTY共、町田にISDNのアクセスポイントがあります。まず、Asahiネットに繋いでみた。ちょっとトラブったようだけど繋がるようになった。我が家のページにアクセスしたけど速さの違いがあまり感じられない。他のページも繋いだけど、28.8Kbpsのときと大差ないような感じだ。

もしかしてインターネットや、サーバーが混んでいるのかと思い、大学の研究室にホームページを持っているママの友人のページにアクセスしてみた。このサーバーは研究室にあるなので混むということはないようだ。接続回線の様子は分からないけど夜なら大学の回線は空いているだろう。また、学内の人を対象にしたページなので大きなイメージデータが多く、速度を調べるにはちょうどいい。接続してみると、みごとに6KByte/sec位のスピードがでているのが確認できた。早い早い!

NIFTYの接続先も接続してみました。でも回線は繋がるけど、その先に進まない。何度やってもだめ。一度、NIFTYのホームページにインターネットからアクセスして接続方法を調べることにしました。この接続方法を探すのがまた一苦労。NIFTYのホームページはもう少し情報を探しやすい構成にして欲しい。

なんとかアクセスポイントの説明ページが見つかった。NIFTYのHyperRoad64というアクセスポイントがISDNの接続先だ。そこの説明を読むと、なんと、 「HyperRoad64はNIFTY Managerでしかアクセスできません」となっているではないですか。つまり、今使っているComNiftyではアクセスできないのです。前に書きましたがNIFTY Managerはオンラインでのアクセスしかできません。いわゆるオートパイロットが出来ないので、そんな物を使おうものなら課金が大変です。あ〜ぁ、騙された気持ち。

MN128とモデムつまり、せっかくISDNになってもNIFTYにアクセスするにはモデム経由の28.8Kbpsしか使えないわけです。それだけではなくAsahiネットはISDNでNIFTYはモデムとなると、繋ぐたびにマックとのケーブル接続を変えなければなりません。

モデムポートの切り替え器を売っているそうだけど、あぁ余計な出費が、、、取り敢えずモデムはプリンタポートに繋いでもらいましたが、今度は印刷する都度、接続を変えなければなりません。困ったもんだ。右はMN128とその上にのったモデムです。

ックのISDN接続はできたので、次にママのノートパソコンも繋いでみます。まず、マックに繋いだケーブルを外してノートパソコンとMN128を繋ぐ。次にMN128についていた資料を見ながら、モデムの設定を行う。設定ファイルはフロッピィでついてきたのでその通りにやってみると、あっさりと設定できました。

インターネットエクスプローラーを動かすと、ダイヤルアップのメニューがでる。しかし、出てくるのは前に使っていたモデムでの接続用のウィンドウだ。ISDN用に今回作ったウインドウがでてこない。どうも自動的にダイヤルアップのウィンドウが開くときは、どの接続先にするか選べないようだ。変なの。マックの方は、自動的に接続先ウィンドウが出てきたところで、どこに繋ぐかが選べるようになっているのに。マックな同居人に聞くと「それがWindows95なんだ」と言われてしまった。

接続先を選ぶためには、事前にダイヤルアップネットワークから接続したいところに接続しておいてから、インターネットエクスプローラーを動かさなければだめみたいです。どなたか、解決策を知っている人がいたら教えて!

まあ、この方法でノートパソコンもISDNで接続することができた。64000で接続というようなメッセージがでてきた。しかし、どうもマックに比べると遅い感じがします。CPUの能力はノートパソコンの方が断然いいはずなのに、マックの時と同じサーバーにアクセスしてみると、2KByte/secくらいにしかならない。なぜ?

夜遅くなってきてインターネットが混んできたからかな? それともどこかの設定が間違っているのか? ノートパソコンの限界なのか? よく分からない。まぁ、普段インターネットへのアクセスはマックだからいいや。と、妥協してしまう。


これで、我が家も世界中とディジタル接続できるようになりました。だから、何? ということもないですが。

取り敢えず、電話が2回線使えるのがいい。インターネットに繋ぎながら電話で話しもできる。インターネットだけじゃなくて普通の電話でも2本使える。自宅の番号をダイヤルしたら。もう一方の電話にちゃんとかかってきました。ちょっと驚き^o^

でも、これは電話中でも話中にならずに、かかってきてしまうことを意味する。困ってしまうかな。一応、キャッチホンのように切り替えられるようだけど、はじめは戸惑いそうだ。

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M.Nakamura Jul 5,'97