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Satellite 200CS HDD換装奮闘記

このページは、同居人が書いたママのノートパソコンのハードディスク換装計画と実行の記録です。もっと軽く書いてもらおうと思ったのに、なんだかマニアックな記事になってしまいました。変なところで凝り性のようです。大部分の人には興味ないかと思いますが、よかったら感想などを送ってください。<ママ>

目 次
0. プロローグ
1. 用意したもの
2. 起動用FDの準備と確認
3. 旧ハードディスクの取り外し
4. 新しいハードディスクの取り付け
5. ディスクの初期化
6. Windowsのインストール
7. 東芝ユーティリティ他のインストール
8. 旧ハードディスクからのデータ復元
9. エピローグ

0. プロローグ
ノートパソコンのハードディスクが足りなくなってきた。サテライト 200の内蔵ディスクは810MBなので今の時代、ちょっと物足りない。妻のパソコンだが、私が仕事で使うこともあって不便な環境は困るのだ。もうしばらくの間(あと4年程度は使いたい)、使うには記憶容量の拡大が不可欠なのだ。

サテライトはメーカーに頼むと交換してくれるサービスがあるけど、高い、元のディスクが返ってこない、時間もかかる、データの中身が覗かれる可能性、という諸々を考え、何とか自分でできないか調べてみた。しかし、PC及びWindows95についてはほとんど素人なのである。会社のパソコンではWindowsNTを使っているが、これのセットアップはOA担当の人がいてすべてお任せである。私はアプリケーションを使うだけだ。

さて、WWWをサーチエンジンで探すと換装記事が結構あるが、サテライト200の記事はみつからない。元々マニアが購入するようなパソコンではないのが原因だろう。また、換装記事はハードの交換方法(ノートパソコンの分解手順)ばかりで、ソフト的な設定に関することはまず書いてない。そんなの当たり前のことだからなのだろうか? やはり素人が手を出すべきではないのか。

それでも職場でPCに詳しい人から、CD-ROMドライバやFDISK、FAT32などの話しを聞くうちに少しずつ分かってきた。まず、知人の助言でFDから起動したときにCD-ROMが見えるか確認することにした。まず、Windows95の機能を使って「Windows起動ディスク」を作成したが、これにはCD-ROMドライバが組み込まれてないのであった。このままでは、フロッピィから起動してもCD-ROMが見れないので、CD-ROMからのインストールができない。

サテライト200のWindows95内を探したらtoscdrom.sysがあったので、これなら大丈夫かとフロッピィにコピーし、起動し直したら今度はエラーにならずハングアップしてしまう。こりゃダメだ。ふと思い付き、東芝のWebサイトを探したけどドライバのダウンロードページは見つからない。有償でリカバリディスク提供とか、出荷時の状態に戻してくれるそうだけど、これじゃ勝手に換装したときはダメそうだ。換装に暗雲が広がってきた。

1日頭を冷やしたら、米国東芝のWebサイトならドライバがあるかもしれないと気付く。こういうことはやっぱり本家が役にたつ。目論見通りサテライト200に使えるDOS用のCD-ROMドライバが見つかった。ついでに、最新のBIOSやディスプレイドライバ、ユーティリティDiskもダウンロードすることができた。(でもこのBIOSは使わないほうがいいようだ)

早速起動ディスクに組み込むと、無事にCD-ROMが認識されるようになった。これで、換装への道がすこし晴れてきたぞ。あとは、今のドライブに入っているデータをどうやって新しいドライブに移すかだ。フロッピィ経由では手間がかかるし、読み込むときにフロッピィエラーが起きたら面倒なことになる。

MobilePC よし、もう一息、というところで実にタイミング良く「ハードディスク換装」を特集した「MobilePC 7月号」がでているのに気づいて購入する。この特集では、ハードの話しもさることながらソフト的な設定やインストールについてよく解説されていてよい。

サテライトはPro 430の解説が載っていたが、200とは違い、リカバリCD-ROMがついているようでそれを使ってのセットアップ方法であったのが残念。でも、参考になる点もあった。

また、外した810MBのHDDを活用するためにXpressDocという、PCカード経由で2.5インチHDDを使うアダプタカードが紹介されていたのでこれを購入しようと目論む。これを使えば、換装後に旧HDDから必要なデータをコピーしてくることができるので便利だ。(実際にはケース付きのPortable Dockを購入した)

と、いう訳でサテライト200のハードディスクドライブ換装が始まりました。素人のやったことで、記憶に頼っているところもあるので、間違いやスマートでないところがあるかもしれません。次回の交換、があるかどうか判らないけど、備忘録として残しておくことにしました。また、若干でもサテライト 200を持つオーナーのお役に立てれば幸いです。

くれぐれも換装は個人の責任で行ってください。下記の通りにやってうまく行かなくても私は一切の責任を持ちません。
1. 用意したもの

(1). ハード

(2). ソフト

US東芝のsupportサイト:http://www.csd.toshiba.com/tais/csd/support/ServiceSupport.html

上記サイトにはBIOSも置いてありますが、米国向けBIOSを入れると日本語キーボードを正しく認識しないというようなことをどこかで読みました。注意。

※換装が終わった後で、改めて日本の東芝サイトを見たらDisplay Driverがダウンロードできるようです。ここです。こちらの方がいいのかも知れません。一応、日本語Windows対応と書いてあるから。でも、「すべて海外モデル用です。国内仕様モデルではご利用できません。」とも書いてあり、よく分からない(-_-)

2. 起動用FDの準備と確認
まずは、Windows起動用FDから立ち上げてCD-ROMドライブが見えるようにできることを確認する。

これができないとCD-ROMからのWindows95インストールができない。まず、CD-ROMドライブが見えるようにするためのFDを作成してみる。

ここで、US東芝のWebサイトのサポートページからダウンロードしてきたDOS用のCD-ROMドライバファイル(TOSCDROM.EXE)を使用する。このファイルは自己解凍ファイルになっていて、2x,4x,6x,10x倍速用のドライバが入っており、Readme.txt (06-12-1997)に機種毎にどのドライバを使えばよいか書いてある。

Satellite 200は6倍速なので\6X\TOSCDROM.SYSを使用する。ちなみにバージョンはV3.00gだった。

また、Readme.txtにはconfig.sysファイルへのドライバの追加記述方法と、autoexec.batファイルでのドライブ割り当て方法が書いてあり、とても親切。

以下、Windows95のエクスプローラやメモ帳を使って準備を行う。

(1). TOSCDROM.SYSのコピー

解凍した6倍速用 TOSCDROM.SYSをWindows起動用フロッピィにコピーする。

(2). config.sysファイル

config.sysファイルへ以下の1行を追加する。最後の行に追加すればいいようだ。

DEVICE=TOSCDROM.SYS

(3). autoexec.batファイル

autoexec.batファイルの頭の方に以下の1行を追加する。

IF EXIST TOSCD001 MSCDEX /D:TOSCD001 /M:10 /L:F

(4). FDからの起動

以上の準備ができたら、Windows95をシャットダウンし、起動用FDをフロッピィドライブに入れて電源を入れる。

ジコジコとFDDが動き、DOS(画面にはWindowsとかでるけど、DOS環境?)が起動される。起動が完了すると A:\> のプロンプトが表示される。

(5). CD-ROMのアクセス確認

CD-ROMドライブに適当なCD-ROMを入れて、ドライブ変更 F: してみる。
DIRコマンドで中の一覧が見えればOK。

A:\> F:↓

F:\> DIR↓

ここまでは費用がかからずに確認できるのでまず試してみた。これでOKになったので換装計画を実行に移すことにして必要なものを買い出しにでかけた。

最初からWindows95 CD-ROMを購入し、Windows95 CD-ROMセットアップ起動ディスクに対して以上の操作を行えば手間いらずだけど、うまくいかなかったら費用が無駄になってしまい、これなら最初から東芝のアップグレードサービスに頼めばよかった。ということになる。

(6). セットアップ起動ディスクの準備

上記の(1)〜(5)をWindows95 CD-ROMセットアップ起動ディスクに対して行い、起動確認を行っておく。
3. 旧ハードディスクの取り外し
ここから先は、メーカー保証が効かなくなると脅かされているハード改造に手を染めることになる。でも、本当にメーカーで修理してくれなくなるかの真偽は不明。

ハードディスクの中身はとくにバックアップしなかった。うまくいかなかったら元に戻せばいいし、何よりバックアップが楽にできるハードを持ってない。フロッピィを何十枚も差し替えるのはいやだし。

サテライト200CS のハードディスクは、キーボードを打つ体勢で右の手の平に当たるあたりに格納されている。本体を裏から見ると、バッテリーパックの下になる。取り外しは至って簡単。

(1). Windowsをシャットダウンする

サスペンドにするとダメ(だと思う)。必ずシャットダウンする。
電源がOFFになったら、念のためACコードを外しておく。

(2). バッテリーパックを取り外す

本体を裏返し、横の留め具をスライドさせてバッテリーパックの裏蓋を外す。
黒いバッテリーが見えるので、これも留め具を押して外す。外して机の上などに置いておく際にバッテリーの端子をショートさせないように気を付ける。

サテライトのHDD位置

(3). ハードディスクドライブを取り外す

ハードディスクドライブ本体は取り付け金具(俗に橇と呼ばれている金具)に載せられて、その橇が裏からみると逆さまになって本体に取り付けられている。本体の外側近くにある2本のネジ(右写真の矢印の2本)を外し、横にスライドさせるように橇に載ったハードディスクを抜く。

次に、橇に4本のネジで取り付けられているドライブ本体を外す。落としたりしないように十分注意する。また、この4本のネジは新しいドライブを取り付けるときにも使用するので無くさないように。

4. 新しいハードディスクの取り付け
新旧ハードディスク 今回、換装したドライブはMK3205MAVという東芝製の3.2GB 12.7mm厚の物だが、サテライト購入時に入っていたドライブ(MK1926FCVという型名でした)と取り付け穴の位置が違っていた。いざ取り付けようとしたときに気が付くという情けなさ^_^;;

右の写真が新旧のドライブで、下が新しいドライブ、上が古いドライブです。ちょっと分かりにくいが、古いドライブはネジの位置が中央に寄っていて、新しいドライブは両端近くにある。

このため、橇に取り付け用の穴を開ける必要があり、この穴開け作業が一番大変だった。ちなみに消費電力は、新旧ともに+5V 0.7Aとなっていたのでほとんど変わらないようだ。

最近のマシンであるSatellite Pro 430に搭載されているHDDの取り付け金具には、2種類の穴位置のドライブが取り付けられるように、予め余分な穴が明いているようだ。もしかしたら穴アキの金具を、東芝PC工房などで保守部品として入手できるかもしれない(勝手な希望的観測)。

(1). 穴開け位置の確認

元々入っていたハードディスクが橇のどの位置に載っていたか確認し(橇上でハードディスクは左右に動くので変な位置に取り付けると、本体に格納できなくなる)、4つの穴の位置を現物合わせでマークする。

(2). 穴開け

取り付け穴 電動ドリルなどでマークした位置に穴をあける。変に力を加えると橇が歪んでしまうので注意する。横からみると「コ」の字の上下の辺に穴を開けるので、「コ」の内側にちょうど合う詰め物(電話帳がちょうどよかった)を挟んでから行うといい。

ドリルで穴開けすると、ちょっと位置がずれてしまうことが多い(私だけかな^_^;;)。その場合には細いヤスリで穴を削る。

(3). 掃除

穴を開けると鉄粉がでるので、これがハードディスクやパソコン本体にはいらないように橇をよく掃除する。橇には絶縁のためのフィルムが張ってあるが、これに鉄粉がくっつくので注意。

(4). 橇にドライブを取り付ける

(1)で開けた4つのネジ穴で橇にハードディスクドライブを固定する。ネジは旧ドライブが止めてあったものを使う。

(5). 橇をSatellite本体に取り付ける

古いドライブの取り外し手順の逆に、新ドライブをコネクタに差し込み、橇をネジ2本を使って取り付ける。

(6). バッテリーを取り付ける

外しておいたバッテリーを方向を間違えずに(電極が本体の接点に接するように取り付ける)戻し、蓋をしておしまい。

5. ディスクの初期化
いよいよFDから起動を行い、内蔵した新しいハードディスクドライブを初期化する。これには、FDISK と FORMAT コマンドを使用する。

(1). FDからの起動

フロッピィドライブを繋ぎ、CD-ROMドライバを組み込んだWindowsセットアップ起動ディスクを差し込み、電源を入れる。

ジコジコとFDDが動き、DOS(画面にはWindowsとかでるけど、DOS環境?)が起動される。起動が完了すると A:\> のプロンプトが表示される。

(2). FDISK

FDISKはディスクのフォーマット形式やパーティションの指定をするものらしい。詳しいことは分からないが、まあなんとかなる。

今回、3.2GBのディスクを入れたので、FAT32という2GBバイト以上のパーティションが扱える形式でフォーマットすることにする。これは、OSR2.0以降のWindows95でサポートされた形式らしい。

A:\> から FDISKコマンドを打つと、勝手に新しいドライブを認識して動き出した。

A:\> FDISK↓

(3). FORMAT

FDISKが終わったらいよいよフォーマットだ。A:\> から FORMAT C: でフォーマットされる。ここは時間はかかるが難しいことは何もなかった。

A:\> FORMAT C:↓

6. Windows95のインストール
F:ドライブに移動し、setupコマンドを打つとインストールが始まる。始めに色々と問い合わせの画面がでるが、とくに難しいことはない。30〜40分位で完了した。

A:\> F:↓
F:\> win95\setup↓

7. 東芝ユーティリティ他のインストール

(1). 拡張ドライバのインストール

プレインストールされていたWindows95のバックアップをとったFDからSatellite 200固有のドライバをインストールする。フロッピィには「東芝ユーティリティ」と、妻が書いた手書きのラベルが貼ってあり、拡張ドライバなのか不安であったが、以下の手順でインストールしようとしたら、拡張ドライバであることが分かった。

「コントロールパネル」−「アプリケーションの追加と削除」−「Windowsファイル」タブの[ディスク使用]から拡張ドライバの復元を選ぶ。

でも、このドライバを使わなくてもWindowsはそれなりに動いていた。画面サイズが小さかったので、先に(3)で説明するディスプレイドライバをインストールしたら、それも直った。そのあとでこの拡張ドライバを入れようとしたら、新しいバージョンのドライバが入っているので置き換えるか聞かれた。でも、新しいほうを推奨するとなっていたので置き換えずに使っている。

(2). 東芝ユーティリティのインストール

フロッピィは「東芝ユーティリティ 1」、「東芝ユーティリティ 2」と手書きのラベルが貼ってあるものだ。1の方にはバッテリー状態表示ツールやテンキーなどのソフトが入っていた。とくにインストールしなくても大丈夫のような気がするが、念の為にバッテリー状態表示ツールだけインストールする。

2の方はCardWorksオンラインマニュアルとあり、不要そうなのでインストールしない。手順は上記の(1)と同じ。

(3). ディスプレイドライバ更新

これはとくにインストールする必要がなさそうだけど、後述するように仮想デスクトップが使えるようになる。

US東芝のサイトからダウンロードしたディスプレイドライバが入ったファイル ct555w95.exe を解凍し、readme.txtに書いてある手順でインストールする。バージョンは以下だった。

chips and technologies, Inc
Windows95 Display Driver v4.03.2252

これを入れたら、仮想的に1280*1024までの大きなデスクトップが使えるようになった。HDD換装を考えてない人も、ディスプレイドライバの更新だけはやってみる価値あり。でも、うまく動かなくても責任は持てませんが。

8. 旧ハードディスクからのデータ復元

(1). PortableDockに旧ドライブ格納

PortableDock 2.で取り外した旧ドライブをMICROTECH社製のPortableDockに収める。ExpressDockというケースのない剥き出しで使う製品の方が安いが、ちょっと心配なのでPortableDockにした。

単にデータのコピーのために1度だけ使うなら(そんな人いないか)、ドライブ剥き出しでもいいけど、今後バックアップ用のディスクに使おうと思っているのでケース付きにした。ケース付きの方はアクセスインジケータのLEDも付いているのがいい。でも、作りが今一安っぽいいんだな、これが。

ドライブをケースに収めるといっても、ネジで固定するでもなく、単にコネクタに差し込むだけ。そのコネクタの受け側もケースに固定されているわけではなく、ケースと蓋で固定される安直な作り。ケースは19mm高のドライブまで入るようになっているので、12.7mmではスカスカで揺れると中のドライブがガタついてしまう。

一応、安全のための新ドライブを買ったときに入っていたエアキャップ(プチプチつぶして遊んだあれです)を小さくきって詰め物にした。熱が心配だけどそれほど頻繁に使うわけでもないのでいいだろう。

(2). PortableDockをPCに繋ぐ

サテライトの電源を入れ、Windows95が立ち上がっている状態で、PortableDocのPCカードを差し込む。すると、Plug & Playというやつで自動認識してマウントしてくれる。

PCカード経由なのでSatellite本体の電源が入ったままで、抜き差しができる。これは中々いい。

E:ドライブになった。

(3). データの復元

復元といっても難しい方法は知らないので、エクスプローラーでコピーするだけだ。E:ドライブを見てみると旧ファイルが全て見える。ここから必要なファイルをC:ドライブにコピーすれば作業完了。

ただし、アプリケーションソフトは、それぞれのインストーラーを使用しないと上手くインストールできないので、インストールし直す。

あと、アプリケーションがそれぞれに覚えていたオプション情報などが消えてします。これって、どこに入っているかよくわからない。レジストリとかいうところでも覚えているらしいけど、下手にいじっておかしくなると面倒なので、アプリケーション毎に設定し直す。

(4). バックアップディスクとして活用

必要なデータをC:ドライブに復元し直したら、外付けの E:ドライブをフォーマットし直し、きれいに掃除する。これで、810MBのバックアップ用ドライブが出来上がり(のはずだけど、まだやってない)。1年半近く働いてくれたドライブの第2の人生が始まる。

9. エピローグ
換装が終わって1週間ほどすると、どうもマウスの動きがおかしい。時々動かなくなる。起動し直すと動いたりする。さてはマウスのドライバがうまくインストールできてないのか? 換装後は動いていたから、その後で色々いじっているうちに設定がおかしくなったか? と焦った。こんなところでトラブッたらお手上げだ。コントロールパネルのマウスの設定を確認したり、何度も起動し直したりしているうちに原因が判明した。

なんと、マウスのケーブルが断線していたのだ。コネクタの根本をグリグリいじると動き出す。変なタイミングで切れないでくれよ。本当に焦った。またマウスを買うのかと、考えていて、ふと思い出した。前に壊れたマウスを捨てないでとってあった(なんと物持ちがいいのだ)ことを。あのマウスのケーブルと交換してしまえばロハで直る^o^

マウスコネクタ 早速、2つのマウスを分解してみる。ケーブルのマウス側は半田付けしなきゃだめかな、と思っていたらなんと両方とも同じ形状の4ピンコネクタでマウス本体内の基板に繋がっているではないか。こりゃ、ラッキー、コネクタを差し替えるだけでケーブル交換ができる。と思いつつも、一応、テスターでピンの接続が同じかどうか確認した。

すると、さすがにピンの並びまでは同じではなく、2本のピンの順序が逆であった。しかし、そこも2つのピンをなんとかコネクタから抜き入れ替えるだけで済んだ。サテライトにつなぐと、今までのトラブルが嘘のようにマウスが動きだしたのであった。当たり前か。

これ以外は順調に動いている。ただし、まだ少し怖くて外した810MBのHDDの初期化はやってない。あと、1ヶ月位したら覚悟を決めてトライしてみよう。

とにかく換装は完了した。これで、サテライト 200も Windows2001 がでる頃までは使える! かな?

<完>

M.Nakamura , T.Nakamura (C) Jun. 29, '98