最寄りの駅は相鉄線「鶴ヶ峰」「三ツ境」、JR横浜線「中山」駅、いずれも駅からバス便があります。車で行くなら16号、保土ヶ谷バイパス「下川井」から約5分、駐車場は1,000円、かなり広いスペースですが休日は周辺道路も混雑しますので、午前の早い時間に行くのが正解です。ズーラシアの駐車場が満車になると四季の森近くの臨時駐車場に案内され、そこからシャトルバスになります。
![]() オカピのぬいぐるみ 大4,500円、中2,800円、小1,350円 |
![]() アクアテラスの噴水 |
ズーラシアは、動物達の住んでいる環境毎に6つのエリアに分かれています。それぞれのエリアでは特色ある建物や生活用品、オブジェなどがあり、雰囲気を盛り上げてくれます。入り口を入るとすぐにアジア熱帯林エリアで、インドゾウの銅像があります。記念撮影したくなりますが、ほんの十メートルも行くと本物のインドゾウがいます。
この動物園の特徴として、動物をなるべく自然に近い形で見せ、檻や柵はなるべく目立たないように配慮されてます。檻も広々していて動物達の意外な姿がみれます。開園間もないので動物達もすれてなく、無気力にたたずんでないで、元気に駆け回っています。
![]() スマトラトラ |
このあたりに「ジャングルインフォーメーション」があり、案内や自販機があります。まだ、開園して日が浅いので木々が茂らずに日陰が少ないので子供達はすぐにのどが渇きます。水筒にお茶を用意しましょう。
多摩動物園に比べてアップダウンが少ない平坦な道なので散策も楽です。動物をいろんな角度から見られるように各所に展望台等の工夫がありますが、いちいち階段を上って見ているとかなり疲れます。インドライオンを見てからトンネルを通ると亜寒帯の森に入ります。
![]() ホッキョクグマのプール 矢印の先でお昼寝中です ZZzzz... |
ここを越えるとオセアニアの草原エリアに入ります。アカカンガルーの前にレストラン「オージーヒル」があります。200席のカフェテリアで食事をしながらカンガルー広場も一望できます。ちょうどここが見学ルートの中間間地点となります。自販機や子供用のトイレも完備されていて、広場もあるのでお昼を広げたり昼寝をしたりするのには最適ですね。だだ、まだ木々が小さいので木陰があまりなく、日差しが強い日はちょっとつらいです。
![]() オカピ |
次に日本の山里エリアです。ニホンザル、タヌキ、キツネ、アナグマ、ツルなど、日本昔話の常連の動物達が勢揃いです。お話のイメージとは違い、地味で動きのない動物たちでした。それでも実物を見る機会が少ない動物達ですね。
![]() アマゾンの密林の高床式住居 |
さて、動物はここでお終い、あれ?何か物足りないでしょ?まだ、一部開園なので動物天国、アフリカエリアが無いのです。アフリカゾウもライオンもキリンもラクダもオラウータンもまだいません。何年かしたらアマゾンの密林エリアの奥にアフリカエリアができるらしい。
動物に詳しいスタッフによるウォーキングツアーやスポットガイド、動物達の食事風景がみられるコーナーも順次、開催されるようですので、出かける前にホームページで要チェックです。
![]() みんなのはらっぱにある遊具 |
ズーラシアは全部、ゆっくり見て回っても4,5時間ぐらいです。広さや動物の種類、演出では歴史のある多摩動物園の方が勝ります。でも、この動物園では絶滅の危機に瀕している動物達の保護が重大な役割になっていて、展示だけでなく「種の保存」を大切にしています。何年もかけて世界の野生動物達の絶滅を防いでいるのです。