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四季の森公園

横浜市緑区

展望台
展望台
横浜市の西の端、横浜線の中山駅近くにある大きな公園です。東西に1200m、南北600m位あります。1999年4月にオープンしたよこはま動物園 ズーラシアのすぐ近くです。公園内の80〜90%位は雑木林などが自然のまま(といっても人手が入っていますが)に残っており、その中を散策できる小径が続いています。コイや亀のいる池や、蛍のいる小川、アシの湿原などもあり、年輩の人たちも散歩や散策を楽しめます。

正面の入り口(北口)は横浜線の中山駅側(駅から徒歩10分程度)ですが、駐車場は中原街道側の入り口にあります。冬の間と平日は駐車料金無料ですが、春から秋にかけての休日は有料です(520円1999年5月現在)。 以前は近くに住んでいたので近所の友達と毎週のようにでかけていました(当時は駐車料金無料でした)が、最近は数ヶ月おきです。

噴水広場から展望台を望む
噴水広場から展望台を望む
駐車場から入るとすぐに噴水広場と展望広場です。噴水は動く時間のスケジュール表が掲げられています。冬場は止まっていますが、夏の昼間は1時間に10分程度の休憩をはさみ、結構動いています。夏には水遊びをする子供達の歓声が絶えません。

展望広場の展望台からは周辺の横浜市緑区、都筑区、港北区、町田市などが一望できます。また、晴れた日には丹沢の山々や遠くに富士山の勇姿も望めます。

子供達には、展望広場から野外ステージに下るジャンボ滑り台が人気です。ローラー式の滑り台でクネクネと曲がりながら木立の中を抜けていきます。長さは100m位でしょうか。ローラーの震動でお尻が痛くなるのと、スボンのお尻が油脂(木々の新緑の油?)で汚れるのが難点です。用意のいい子供達は段ボールをお尻に敷いて滑っています。

アスレチック
アスレチック
野外ステージはコロシアム風の円形ステージです。円形の木製舞台の中心で声をだすと、周りの観客席に反射した声がエコーとなって返ってきて、ちょっと不思議な体験ができます。

この近くに幼児用のアスレチック遊具があります。それほど大きくはないですが、滑り台、くさりの吊り橋、梯子、ブランコなど一通り揃っていてしばらくは遊べます。

野外ステージから東側には、トンネルと抜けてふるさとの森が広がっています。こちらは遊ぶ施設はありませんが、自然のままの森が残っていて散策にはいいです。

じゃぶじゃぶ池
じゃぶじゃぶ池
野外ステージから、さらに山を下っていくとじゃぶじゃぶ池という水遊びのできる滝やせせらぎがあり、夏は子供達で大にぎわいです。せせらぎは丸石を埋め込んでコンクリートで固めてあり、尖った石などは無いので裸足でも安心です。水道もあるので水遊びのあときれいな水で洗い流すこともできます。

また、近くには芝生の斜面があって、お弁当を広げたり横になることもできます。

池と鯉のぼり じゃぶじゃぶ池をさらに下ると大きな池が見えてきます。この池の横が北口広場という正面入り口です。管理事務所とビジターセンターがあり、公園内の動植物の展示や解説がされています。池にはコイや亀、鴨などが生息しています。パンの耳などを持っていくとコイが集まってきて子供達は大喜びです。

池の亀 池の北側にかかった木製の遊歩道を歩いて行くと、蛍の生息している小川やアシの湿原が見えてきます。この奥には遊具設備はありませんが木々の中を散策することができ、気持ちがいいです。木々の中を抜けて山を登っていくとピクニック広場やちびっこ広場といったちょっと開けたところがあり、お弁当を広げたりするのにいいです。

森の小径 公園内には随所に案内図があります。またトイレも何カ所かにありますので安心です。売店は駐車場近くの噴水横、飲み物の自販機は北口広場のビジターセンター横にもあります。山をそのまま公園にしたのでアップダウンが結構あり、小さいお子さんをつれて公園全体を巡るのは大変です。水遊びができる場所に腰を落ち着けて遊ぶのがいいでしょう。

ズーラシアのオープンで休日は中原街道は渋滞がすごいようですのでご注意を。また、ズーラシアは入場制限を行うこともあるようなので、そんなときはこの四季の森で遊ぶのもいいかもしれません。ズーラシアの入場制限は中山駅でもアナウンスされるようですので、そんなときは四季の森まで歩いてみましょう。


Create May 9,1999
Nakamura