12   高速インターネット接続がすぐそこに (2001.3.11)

私の住んでいる町田市でも3月からADSLのサービスが始まった。ADSLの1.5Mbpsの速度は魅力だ。最近はISDNの常時接続でストリーミングコンテンツなどを楽しんでいるが、ときどき途切れたりする。やはりもっと高速なインターネット環境が欲しい。都内にある友人の会社(といっても夫婦二人でやっている会社だが)が、最近「東京めたりっく通信」のASDL接続にしたそうだ。友人のところでは1Mbps弱の速度がでていて快適だよ〜、とのこと。こういう話を聞くと、俄然ADSLに切り替えたくなってしまう。

ADSLはベストエフォートといって、一生懸命頑張って1.5Mbpsの速度だそうだ。頑張り具合は、自宅と電話局との距離によって変わってくるらしい。我が家の電話局はどこだか分からないけど、一番近い電話局までは直線距離で7〜800メートル位だ。ここならよさそうだけど、もっと遠くの電話局だったらイヤだな。

我が家の場合、ADSLを利用するには今までISDNでデジタルだった電話回線を昔のアナログ回線に戻さなきゃいけない。一般的な感覚としてはデジタルの方が高速で品質が良くて先端技術的なイメージなのだが、実は最先端の家庭用インターネット回線はアナログというのが面白い。ちょっと不思議な感じがする。

電話回線

下表に示すように、我が家の場合だと現フレッツISDNからADSLに切り替えると、なんと580円安くなる。でも、フレッツADSLのサービス開始に伴ってフレッツISDNの料金が4,500円から3,600円に値下げになるので、切り替えないで現状維持でも900円安くなる。

しかし、新フレッツISDNとフレッツADSLの料金差は、わずかに320円なのだ。320円で速度が20倍以上(まあ最もよい状態でのことだが)なら切り替えてもいいいな。切り替えるべき、いや絶対に切り替えるべきだ。

常時接続コスト比較表
  現料金フレッツISDN 新料金フレッツISDN フレッツADSL
電話の基本料金 2,830円2,830円1,750円
フレッツ料金 4,500円3,600円4,050円
プロバイダ料金 1,300円
(基本 800円)
(家族 500円)
1,300円
(基本 800円)
(家族 500円)
2,250円
(基本 800円)
(家族 500円)
(ADSL-op 950円)
月々の料金合計 8,630円 7,730円 8,050円
工事費・契約料    28,600円
(ADSLモデム 23,000円)
(スプリッタ 1,800円)
(契約料 800円)
(工事費 3,000円)
※工事費や契約料は、INS64からADSLに切り替えた場合の費用。

ADSLに切り替えるデメリットとしてISDNだと2本使えていた電話が、ADSLだと1本になる。でも、今までも1本はフレッツISDNに繋ぎっぱなしだったので電話として使える回線数は同じだ。

もう一つのデメリットとして「電話番号が変わる可能性がある」方が重大だ。親戚や友人の他、子供関係の連絡網など変更しなければならない所が沢山ある。まだ、問い合わせてないけど、電話番号が変わるならADSL切り替えは保留だな。アナログからISDNに切り替えるときは変わらなかったから、逆も大丈夫そうだけど、どうかな。

あとは、初期投資として工事費3万円弱の捻出だ。向こう3年で減価償却すると仮定すると(4年後は光ファイバーなどもっと高速なインターネット接続ができることを期待して)、毎年1万円、毎月833円となり、月々の料金8,050円に加えると毎月のインターネット接続料金(電話の基本料金も含むが)は、8,883円だ。まあ、今のところ許容範囲だな。これで、子供が携帯電話を持つようになったらたまらないが。

以上、我が家ではADSLへの切り替えが最適というのが今回の結論。切り替えに向けて動き出そう。この件に併せて、マイラインをどうするかも最近の悩みの種だ。次回はマイラインに関して考察する予定。

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