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New 2009.2.19

スクロールクロックスクロールクロック

ハードウェア

マトリックスLEDで遊ぶ」のハードに、スクロールクロックを載せてみた。そのまま実用にするには無理があるかと思っていたが、結構いける。3日に一度位、タクトスイッチを押して時刻を合わせれば大丈夫。

電源はパソコンのUSBから供給しているが、パソコンをシャットダウンしてもUSBの電源は活きているので動き続ける。普段の時刻合わせ(少し進んだ分を戻す操作)は正確な時計(携帯の時計など)を見ながら、毎正時の2秒前にタクトスイッチを1回押すだけ。

スクロールクロック スクロールクロック

ソフトウェア

時刻の精度は、論理的には1日(24時間)で約50秒の誤差(時間が進む)がでるプログラムになった(ソース参照)。しかし、実際に動かしてみたら20秒程度で内蔵クロックが4MHzより若干遅い模様。

内蔵クロックは誤差±1%の仕様だが、実際には結構精度が高いことが判った。キャリブレーションを行えば、日差数秒にはできそう。しかし、本格的な時計にするには水晶発振子や高精度な発振モジュールを使った方がよい。

タクトスイッチ1個での時刻合わせは、以下の操作で実現した。時刻設定時は、時と分をそれぞれ表示するのでスクロールはしない。

  1. タクトスイッチを1回押すと時刻設定モード(左下隅のLEDが点灯)
  2. 押す/離すを続けると「時」が1時間単位でインクリメント
  3. 約1秒間、操作をしない(スイッチを離している)と「分」設定モードに移行(右下隅のLEDが点灯)
  4. 押す/離すを続けると「分」が5分単位でインクリメント
  5. 約1秒間、操作をしない(スイッチを離している)と、時刻設定モードから抜けスクロール開始

プログラムのソースです。無保証です。

動作の様子

以上


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