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2008.5.18

PICkit2とZIFソケットアダプタ

PICkit2(PICプログラマ)

今までPICプログラマは秋月のキットを使っていたが、最近秋月で売られている20ピンのPICや、6ピンのPIC10などの書き込みできない。これらのPICで遊んでみたくて、米国MicroChipDirectからPICkit2を購入した。$34.9、送料が$15かかるが、最近の円高で5,000円ちょっと。秋月のキットより安い。

4月下旬、MicrochipDirectで購入申し込みをしたとき、発送は5月中旬予定とのことだったが、実際にはGWの連休明けに届いた。FedExの配送状況をみたら、5月3日には成田に到着していた。GWのためか通関手続き、国内での配達に時間がとられGW明けの到着となった。発送予定は結構マージンをみているようだ。

届いたPICkit2は想像していたより小さく薄かった。素晴らしい。

PICkit2

ZIF(ゼロプレッシャソケット)アダプタ

PICkit2は、基本的にはICSP(基板に実装ずみのPICに書き込む)を前提としているので、実装前のPICに書き込むためのZIF(ゼロプレッシャソケット)アダプタを作る。下記のサイトを参考にさせていただいた(参考というより殆どそのまま)。多謝。

ZIFソケットは28ピンのものを使用(秋月で800円)。40ピンのPICはおそらく使うことはないと思うので、8/14/18/20/28ピン対応とした。6ピンのPIC10Fに書き込むには別途アダプタを作る予定。

PICkit2と繋ぐL型ピンヘッダは、手持ちに2×40があったので使わないピンを抜いて使った。ラベルはカシオのネームランドを使う。

ゴム足、6角ビスも手持ちのもの。短いビスが6角ビスしかなくてこれを使った。ZIPソケットの取り付け穴に2ミリのタップをたて、基板の裏から取り付けた。ビスは無くても大丈夫かも。

PICkit2 ZIFアダプタ PICkit2 ZIFアダプタ 裏面

PICkit2での書き込み

PICkit2の最新ソフトをMicroChipからダウンロードしてインストールした。PICkit2をUSBに接続したら、最新のOS(ファーム?)を入れるようにメッセージがでたので、インストールしたら無事にファーム更新成功。

試しに8ピンのPIC12F675に書き込んでみる。秋月のプログラマより書き込み速度が速い。ACアダプタが不要なのもいい。

写真は20ピンのPIC16F689-I/Pに書き込もうとしているところ。I/Oピンが17ピン+入力ピンが1ピンあり色々使えそう。8×8のマトリクスLED(16本のOUTピンが必要)をこれ1個でドライブできる。輝度を稼ぐにはTrアレイが必要だが。

PICkit2

以上


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