LED常夜灯 (2013.2)
(2013.2.17掲載)夜、台所照明のプル紐スイッチの場所が見つからず、苦労することが多いので照明器具内にLEDのマーカーライトをつけてみた。
(注)簡単な工作ですが電気器具の改造になるので、同様のことをされる場合には自己責任でお願いします。お勧めはしません。
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回路図
暗くなると点灯するように、CDSとトランジスタを使った簡単な回路を組む。
電源はコンデンサによるトランスレス電源、1MΩの抵抗はコンデンサに溜まった電荷を放電するためのもので、無くても動作する。コンデンサ、ダイオードブリッジ、トランジスタは耐圧が高いものを使う。
LEDをトランジスタのエミッタ側につけたのは、LEDの順方向電圧(3V程度)分、トランジスタがオンとなる閾値を上げるため。VBE電圧の0.6V程度と合わせ、ベース電圧が3.6Vを超えると電流が流れ始めオンになる(はず)。
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基板に実装
ユニバーサル基板の切れ端に部品を実装する。100Vが直接かかるので間違えないように、また配線間隙をきちんと確保して注意。
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基板裏側
配線後、絶縁のためと配線が外れないようにホットボンドで固める。
また、表側の部品や100V側のコードも固めて、折れ曲がりによる金属疲労で切れるのを防止。
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照明器具に接続
照明器具内の電源コードの被覆を一部はぎ取り、100V電源を取り出す。このあと、ビニールテープでしっかり絶縁する。
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取り付け
スポンジ入りの両面テープで器具に貼り付けて完成。LEDがプル紐の穴を照らすように調整。また、CDSが外光を受けられるように手前に曲げた。
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取り付け遠景
器具内での位置関係はこんな感じ。
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点灯
夜、自動点灯した様子。目視だともう少し明るく、プル紐や台所全体がぼんやり分かる程度の明るさがある。蛍光灯を点灯するとLEDは消える。
夕方や曇りなどで薄暗くなると点灯するので、点灯の閾値をもう少し調整したほうがよかったかもしれないが、消費電力はごく僅かなのでこれでよしとする。
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