ホーム > DIYの記録 > 石油ファンヒーター修理
 石油ファンヒーター修理 (2015.12)
石油ファンヒーター修理
(2015.12.26掲載)

石油ファンヒータを今シーズン初めて使おうとしたところ、U12というエラーが出て電源が入らなくなっていた。製品は、AladdinのAKF-S325Nというもので、10年製になっていたので5年目か6年目。

灯油タンクが入っていることを認識しないエラーのようだったので、センサーを分解して調べ、応急修理した。

(注) 個人的な修理はお勧めしません。もし同じ症状で、修理される場合には自己責任でお願いします。


石油ファンヒーター修理

エラーコード

灯油タンク入れの蓋の裏側に貼ってあったエラーコード表。

U12は、灯油タンクを入れる。というエラーだ。タンクを入れ直してもダメ。ACプラグを抜いてマイコン?をリセットしてもダメだった。

タンクを入れるところに取り付けてあるセンサーが壊れていると推測して、分解してみることに。

石油ファンヒーター修理

カバーを外す

表側のカバーを外したところ。

カバーの下側にあるビスを外してもカバーが外せずどうするのかと少し悩んだが、温風の吹き出し口の中に黒いビスがあった。

次に灯油タンクセンサーを取り外す。爪で引っかけるタイプだったので簡単に外せた。

石油ファンヒーター修理

センサー取り付け穴(内側から)

灯油タンクを入れる内側を覗き込んだ写真。四角い穴にセンサーがはまっていた。

石油ファンヒーター修理

センサー取り付け穴(正面から)

センサーに繋がっていた2ピンコネクタとケーブルが見える。

石油ファンヒーター修理

灯油タンクセンサー

灯油タンクが入っているか検出するセンサー(スイッチ)を取り外したところ。

タンクが入るとスイッチが押されて検出するしくみ。

石油ファンヒーター修理

センサー分解

テスターで当たってみると予想通り、この小さいスイッチが導通しなくなっていた。

こんなスイッチを探すのは大変だ。

石油ファンヒーター修理

修理

タンクの検出はできなくても運転には影響無いと判断してショートさせた。タンクを入れて無くても入っていると認識する。

もしタンクを入れ忘れて電源を入れても、本体に少し溜まっている灯油が燃え尽きれば消えるだけなので大丈夫と判断(自己責任)。

石油ファンヒーター修理

修理完了

電源スイッチを押したら無事に電源が入った。

(注) 繰り返しますが、個人での修理はお勧めしません。もし同じ症状で、修理される場合には自己責任でお願いします。

目次
  Copyright (C) from Metal Woods 2015