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 今年10月から放送される「連続テレビ小説」の制作発表が1月25日、NHK大阪放送局で行われ、『オードリー』に決まりました。
 ドラマは、日本のハリウッドといわれる映画製作のメッカ・京都・太秦を舞台に、老舗旅館の養女となったヒロイン・佐々木美月(みづき)が、実母、養母、米国帰りの父という複雑な家庭環境に育ち、その価値観の違いに悩みながら女優から映画監督への道を歩む半生記。
 タイトルの『オードリー』は、ヒロインが生まれた1953年に映画デビューしたオードリー・ヘップバーンにちなんで、アメリカ帰りの父親が娘につけたというエピソードからとられています。
 20世紀最後の「連続テレビ小説」という位置づけから、20世紀の映像史を振り返る意味で、架空の映画会社「大京映画」を舞台に、映画やテレビ時代劇の盛衰を背景に据える模様で、時代劇製作現場のシーンも織り込まれるといいます。

 脚本は、1996年、「連続テレビ小説」でヒット作『ふたりっ子』を執筆し向田邦子賞を受賞した大石静が担当。またメイン演出も、『ふたりっ子』の長沖渉がつとめることが決定しています。この演出・脚本コンビは、『ふたりっ子』で高い評価を受け、その後も『ふたつの愛』、『終のすみか』と関西を舞台にした作品をNHK大阪放送局制作で発表してきました。
 大石静、長沖両氏も、記者会見では、「『ふたりっ子』の打ち上げのときに、朝ドラは今後しないという約束を交わしたのだけど、20世紀最後の朝ドラでもあり引き受けました。二度目のドジョウはいないかもしれないが、いい作品にしたい」と語ったそうです。

 ヒロインの美月役の女優など主要キャストは、4月までに選出され、6月クランクイン、10月2日から放送の予定。ヒロイン役と併せてヒロインの1歳、3歳、5歳、10歳の時を演じる子役も起用されます。

NHKホームページ 大石静オフィシャルサイト
大石静主要脚本作品(全文検索) 長沖渉主要演出作品(全文検索)
大石静プロフィール(ドラマ人名録) 連続テレビ小説一覧(全文検索)枠別版

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