| DirectPad Pro(その1) |
LastUpdate 1999.05.05 |
まず下のリンク(本家のホームページ)に行ってドライバと情報を集めましょう。
それでは、スンダード版(振動しない/5Vをパラレルから取って9Vの利用は無い)の作成方法を説明します。先に言っておきますとこのスタンダード版では電気食いなデュアルショックやサードパーティのパッド等を認識しない場合が多々あります。でも,普通のデジタルなパッド(初代PSパッド等)でしたら問題無く動作しますので安心してください。
| 大須参考価格:\160(カマデン) | |
| 大須参考価格:\190(カマデン) | |
| 大須参考価格:\30×5(カマデン) | |
| 大須参考価格:\800(ワールドブロックス) | |
| 合計金額:\1300(税別) | |
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PSコントローラの延長ケーブルは、SONY純正はもちろん、国内のゲーム付属品メーカー等でも作っていません。作っているのは海外の怪しいメーカのみだと思います。そういう訳なので普通のファミコンショップとかではなかなか手に入らないでしょう(「そんなものバッタ物しかないよ」と言われたりします)。自分も困っていたのですが、友人のたあさんから、『ワールドブロックス』というMODチップとかも扱う怪しいゲーム屋を紹介され行った所、コレを見つけました。 追記:『ワールドブロックス』は大須でもかなりわかり難い場所にあります。事前に大須マップ等で場所を確認してから行くことをお勧めします。MADE IN CHINAです。なんか怪しそうですが他に選択肢もないので購入です。 |
| 本家のDirectPadProのページとかではダイオードの型の例として1N914となっています。自分にはそのダイオードがどんなダイオードで何のためにあるのかもよく理解せずに(笑)、とりあえず型番だけをたよりに大須の第ニアメ横パーツ各店に聞き込みをしました。 まず『タケイムセン』に行って"1N914"のダイオードをあるか聞いたのですが、結果置いてありませんでした。続いて『カマデン』に行って同じように聞いたところ、ズバリの型は無かったのですが、お店のお姉さんが代わりに使えるダイオードを調べて教えてくれてましたのでそれを購入しました(これで全然問題なかったですカマデンの姉さん感謝です)。 追記: カマデンのお姉さんが教えてくれたのは「1SS83」でした。更に追記: 「1SS83」は生産終了した模様。「1S2076」なら手に入りやすいみたいです。 |
| ぶった切ります。バッタ物らしくケーブルは安物です。シールドも入って無い弱そうな線ですので本当は出来るだけ短くしてしまった方が不要なトラブルも防げると思います。でも貧乏性な自分はとりあえず半分にしてみました。 |
| 自分の買った延長ケーブルの9芯のケーブルは図のようにパッドのコネクタと対応していました。3本購入して全てこの配線状況でした。だからといって作るときに確認しないのはパラレルポートやパッド破壊になりかねないので毎回確認しています(なにしろバッタ物なので信用出来ないです)。コネクタの向きに気をつけてください。 追記:ケーブルの詳細をこちらで説明しています。 |
| 回路は単純なので簡単ですね。最初にダイオードを一気につけてしまい、その後に延長ケーブルの線を必要分だけつてました。1本不要な線(灰色)があります。今後+9Vを加えて振動させるための線はビニールテープ等で絶縁しておきます。 追記:コネクタの詳細をこちらで説明しています。 |
| ダイオード5本だけなら余裕でコネクタケースの中に入りますから、見た目もすっきり出来上がります。黒ビニールテープで絶縁してあるのが+9V用です。 |
| パラレルポートに接続ケーブルとノーマルなプレステパッドを接続してPCを立ち上げます。問題なくWinが立ち上がりましたのでドライバを導入します。ドライバの導入手順は以下のような感じです。
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環境(AX6BC+Cel@450+Windows95/98)
| ○ (十時キー+全ボタン認識可) | |
| ○ (十時キー+全ボタン認識+連射可みたい) | |
| ○ (認識可能、アナログ対応) | |
| × (認識せず、LEDも点かず) |
単純なパッドはほぼ完壁に動作します。感動的です。しかし、ちょっと特殊なパッドの動作はイマイチとなってしまいました。これには2つの原因があります。
修正: ネジコンは完全認識します。ここで認識しなかったのは+5Vの電力不足が原因です(多分(^^;)
理由は、パラレルポートからの電力供給不足です。この場合パッドの認識を全くしてくれません。本家のページでも認識しない場合とかコントローラ2つ繋げる場合には電力不足が考えられるので外部から+5Vを供給するようにとの記述がありました。そういう訳なので次回はPC内部の+5Vを頂戴するようにケーブルを作り直してみたいと思います。その時にはついでに振動用の+9Vも接続してみましょう。