A01.気候観測応援会情報(1)

編者:近藤純正
地球温暖化など気候変動を正しく知ることは重要である。気象庁・地元気象台は、気象観測所 を維持・管理しているものの、長期的な気候資料のより正確な解析といった観点からは観測所敷地外 の周辺環境の維持管理が十分におこなわれていない状況にある。そこで気候の観測所を管理する 地元気象台を応援するために、今回ボランティア組織「気候観測を応援する会」が発足した。

これは本会がメンバー向けに送る第1回目の情報である。 (完成:2010年11月11日)

本ホームページに掲載の内容は著作物であるので、 引用・利用に際しては”近藤純正ホームページ”からの引用であることを 明記のこと。

トップページへ 応援会情報の目次


	目次
	1.朝日新聞「私の視点」に本会の概要が掲載
	2.「気候観測を応援する会」の詳しい趣旨を「近藤純正ホームページ」に掲載
	3.青森県深浦観測所の環境整備案が決まる


1.朝日新聞「私の視点」に本会の概要が掲載

内容は「所感」の 「17.”観測精神”生かす工夫を」に掲載してある。

2.「気候観測を応援する会」の詳しい趣旨を「近藤純正ホームページ」に掲載

詳しい内容は「身近な気象」の 「M53.気候観測を応援する会ー発足」に掲載してある。

3.青森県深浦観測所の環境整備案が決まる

昨年(2009年)の秋までの交渉により、主に北側(図1.1 の上が北北東方向)にあった桜など10本余が 伐採・間引きされたが、青森地方気象台の非協力により中断していた。本年度(2010年)に なって新台長に変ったこと、気象庁長官とお目にかかれたこと、気象庁本庁と仙台管区気象台で セミナーを行ったこと、深浦町で市民講座を開催したこと、近藤が「ふるさと納税」として深浦町に 50万円寄附したこと、等々により、今回の環境整備が行われることになった。図1.1 は深浦町によって 作成された環境整備の計画案である。

御仮屋概要図
図1.1 御仮屋概要図、図の上が北北東の方向。赤丸印:枝打ちする松(15本)、青丸印:伐採する サクラ・雑木・イチョウ(21本)、緑長方形:竹を示し、赤枠で囲む斜面に生えている範囲を刈り 払う。

環境整備の作業予定は次の通りである。
12月に開催される深浦町議会で補正予算が可決されると(昨年度は12月4~9日)、樹木の伐採 (21本)、枝打ちなど剪定(15本)、笹刈りが行われる。2007年以来、紆余曲折があったが、 今後の具体的なことは深浦町から近藤純正まで知らせてくれることになった。

作業が行われるときには、新聞社が現地にて取材していただけるとのことである。

トップページへ 応援会情報の目次