カズベキ


 オルジョニキッゼからトビリシまでのコーカサス越えの道は「グルジア軍用道路」と呼ばれる。ロシア領内を抜けてグルジアに入ってほとんど初めての大きな集落がカズベキ。上の写真はカズベキの駐車場。その脇に奇妙な石づくりの顔があった。ここからカズベキ山のほうを見上げると、手前の小高い丘の頂きに石造りの教会があるのが見える。  (上2枚は1989年8月,左は1984年8月撮影)





グルジア軍用道路


 グルジア軍用道路の最も高いところが十字架峠。キリスト教国であるグルジアの国王がイスラム教国であるオセチアとの境界を示すために木製の十字架を建てたという言い伝えがある。   (1989年8月撮影)

 峠を越えて山脈の南側に出ても険しい地形は続き、その谷の所々に肩を寄せ合うようにして「貼りついて」いる集落が見られる。   (1984年8月撮影)





アナヌリ


 17世紀に建てられたという石造りの教会。84年に訪れたときにはアラグヴィ川をせきとめるダム工事が行われていて、5年後に訪ねたら川は湖になっていた。   (上:1984年8月,下:1989年8月撮影)

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ムツヘタ



 グルジア軍用道路を下ってトビリシに着く手前、アラグヴィ川とクラ川の合流点にある古都ムツヘタ。町から川を隔てた丘の頂きに石造りの教会があり、逆にその教会からムツヘタの町を俯瞰できる。  (左:2004年12月,右:1984年8月撮影)

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