スズダリ


 モスクワの東方にある小さな町スズダリは、12世紀前半にはロストフ・スズダリ公国の首都であったという由緒ある古都。修道院や教会など古代ロシアをしのばせる建築物が多く保存されているほか、こうした木造建築を集めた展示場もあり、古いロシアに迷い込んだ錯覚にとらわれる。 (1982年12月撮影)
 同じ展示場の夏の風景 (1990年8月撮影)
 この段から下は、それから、さらに四半世紀近くが経って再訪した時の写真。
 でも、あまり変化は感じなかった。
 下方の5枚は、室内の様子を撮ったもの。
 最下段中の写真の正面に見えるのは、「赤い隅」と呼ばれる聖なる場所。日本で言うと神棚?
 最下段右は、白く見えるのがペチカ。そこは寝床として最高の場所。よくお婆ちゃんが寝ていたりする。
(2014年12月撮影)


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コローメンスコエ



 モスクワ市内にある公園コローメンスコエは、16-7世紀の石造りの教会で知られるが、敷地内には各地から移築されたかなりの数の木造建築もある。地下鉄駅から近いなど交通の便のよいこともあり、多くの市民の憩う身近な公園になっている。 (上段:1983年1月,下段:2007年8月撮影)

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漁業コルホーズ「ウズバラ」の“民家園”


 ラトビアのリガ近郊の漁業コルホーズ「ウズバラ」の敷地の中にはかつての漁民の家などが歴史的記念物として保存されていた。写真は、おそらく漁具置き場として利用された小屋ではないかと思われる。どことなく日本の建物に似た雰囲気もなくはない。 (1987年8月撮影)

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ロッカ・アリ・マレ



 エストニアのタリンにある「青天井の博物館」“ロッカ・アリ・マレ”。こちらはもっと日本の民家に似ている雰囲気だが、エストニア人がフィンランド人に近いことと関係があるのかどうかはわからない。 (1987年8月撮影)


 上の写真を撮ってから四半世紀以上経って再訪したところ、以前よりもっと整備されていて、とても短時間で全部を見られないほどだった。エストニアの国土は日本の何分の一という面積だが、それでも地方によって建物の様式が微妙に違うようで、建物の案内板や渡されたリーフレットには、エストニアの東西南北各地方ごとに4色のマークで区別されていた。  (以下:2014年3月撮影)

学校

バーニャ

鍛冶小屋
この家の中の様子が、以下の写真。

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ムィシキン



 「青天井の博物館」などと言うのもどうかと思われるほどごく小規模の展示場。ボルガ河畔ムィシキンの村はずれで見かけた。 (2007年8月撮影)


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