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日野・ブリスカ
日野ブリスカはコンテッサと同時に発売された小型トラックでした。その後ブリスカ1300も発売されましたがトヨタ自動車との業務提携により一時トヨタブリスカとなっていました。しかし日野自動車は大型トラックに専念することになり昭和43年3月にに生産を終了しています。
昭和36年04月 | 日野・ブリスカ 発売 |
昭和40年09月 | 日野・ブリスカ 1300 発売 |
昭和43年03月 | 日野・ブリスカ 生産を終了 |
当時の価格は ブリスカ トラックが | 425,000円 |
ライトバンが | 543,000円 |
パネルバンが | 528,000円 |
ダブルピックが | 503,000円 となっています |
昭和36年度の日野の小型トラックの生産台数は7,728台となっています
運転者の乗心地を第一に設計されているーーーつまり乗用車で荷物を運んでいるのと同じですから荷いたみが全くありません。集配には積載量も充分で、商店の自家用車として、大切な商品の運搬に、また休日には一家揃ってのドライブを楽しめるスマートなスタイル・・・・軽快で理想的な3人乗小型コマーシャルトラック !
運転者本位の設計です
●ハンドルの切れが良く、シンクロメッシュ付ハンドル・チェンジ方式のレバー操作は軽くスムーズに行われますから、運転者は常に快適です。●幅広くゆったりした3人掛ベンチタイプ・シートは最も乗心地の良いホイールベースの中間に設置され、乗る人の姿勢を安定良く保つようクッションばねの配列に充分工夫してありますから長時間乗っても、心身とも疲れないラクな運転が出来ます。●安全・確実な油圧式全輪ブレーキ・・・・全輪後輪のブレーキ効率は適度に調整されていますから、制動時の安定は全く良好です。
行き届いた設計
●近代的なデザインのスティール製運転室は風通しがよく、しかも外部からの熱と寒さから運転者を守ります。●広いベンチタイプシートには、3人がゆったり座れます。●床が低く設計されているので乗り降りは安全で便利です。乗用車タイプのインストルメントパネルの下には実用性の高い深く広い物入れがあります。●カーヒータとデフロスタは簡単にとりつけられます。●曲面のフロントグラスは広い視野を与えてくれます。●荷箱は広く床面は低いのでつみおろしは大変便利です。●スペアタイヤは後部のフレームの下にとりつけられます。
頑丈な機構
>長期間フルに稼動させてもボデーにユガミやヒズミを生じないよう充分にシャシー部分を強化して組立てられています。●曲げネジレに強い箱型断面フレームです●リヤアクスル・ハウジングはバンジョー型で非常に堅牢、点検・調整も容易です●前輪はコイルばね式独立懸架と筒形ショック・アブソーバの併用、後輪は半楕円型板ばねと筒形ショック・アブソーバの併用・・・・・荷いたみさせないサスペンション機構です。
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
3,960 mm |
エンジン:形 式 |
水冷ガソリン4サイクル |
全 高 |
1,640 mm |
総排気量 |
893 cc |
全 巾 |
1,620 mm |
内径×行程 |
60 mm × 79 mm |
車両重量 |
935 kg |
最高出力 |
40 PS/5,000 rpm |
最高速度 |
100 km/h |
最大トルク |
6,7 kgm/2,800 rpm |