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昭和28年(1953) フランスのルノー公団との技術提携によりルノー4CVの生産を開始しその技術を生かして開発されたのがコンテッサです。当時日野自動車ではコンテッサ以外にもミニバスの日野コンマース、850キロ積の日野ブリスカ等も生産していました。しかし昭和41年トヨタ自動車との業務提携に伴い乗用車等のの生産から撤退しました。
昭和36年(1961)4月 | コンテッサ 900 発売 |
昭和39年 (1964) 2月 | コンテッサ 1300 発売 |
昭和41年 (1966) 10月 | 乗用車の生産から撤退を決定 |
当時の価格は コンテッサ 900デラックス が | 656,000円 |
900スタンダード が | 585,000円 となっています |
昭和36年(1961)度のコンテッサの生産台数は 9,249台となっています
以下に昭和36年(1961) 型コンテッサ 900をカタログより紹介させていただきます。
若々しいライン 落着いた気品・・・流れるような美しさと 全世界で賛美されているイタリアン・スタイルを大幅に取り入れたコンテッサは豪華なセダンの 雰囲気と軽快なスポーツ・カーの性能をカね備えた理想的な乗用車です。 ボデー・カラーも 標準色を数多く揃えてありますからお求めになる方のお好みに合わせた車を選ぶことができます。
軽くて頑丈なユニット・コントラクションボデーを骨組みに していますから悪路や坂道の多い地方で使ってもユガミやヒズミを生じません。 ボデー床下部分には独特のディピング防錆塗装を施し耐久力には特に考慮してあります。
フロント・トランクには 5人の旅行に必要なスーツケース・手廻り品が 充分に積め ボンネットは運転席からの操作であけられる新設計 閉じれば 自然にロックきれ安全装置が働き 走行中開くようなことは紹対ありません。 トランク・ルームは防水防塵 スペヤタイヤとジヤッキはトランク前部にセットきれ 荷物を全く動かきずに出し入れできます。 日野自動車のサービス綱は全国に完備され 優秀な凝術員が気軽に点検・修理に応じていますから安心して遠出ができます。
室内は足もとも 天井も充分広く5人がゆったり座れます。 室内調度も合理的なカラーコンディショニングによっで調整きれていますから 長時間違転しても疲労しません前シートは座席下のレバーを操作すれば自由に スライドできるので乗る人の体格に応じた調節ができます。前後のペンチタイプ・シートは乗心地の良きで好評です。
電磁セレクト式ハンドル・テェンジは今までの乗用車とちがって、レバーにカタさや重さがなく、ギア・テェンジを何回となく必要とする市街地の走行にはたいへん便利です。リヤ・エンジン車でハンドル・テェンジ方式に成功した車は世界でも、数ありません。
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
3,805 mm |
エンジン形式 |
頭上弁・水冷直列4シリンダ |
全 高 |
1,415 mm |
総排気量 |
893 cc |
全 巾 |
1,475 mm |
圧 縮 比 |
8,0 : 1 |
車両重量 |
720 kg |
最高出力 |
35PS/5000 rpm |
最高速度 |
110 km/h |
最大トルク |
6,5kgm/3200 rpm |