例会報告

(1999/03/14)


 今回は、GameJournalホームページを見てYSGAを知った新人さんが2人も参加された上に、國學院大SG研の有志1名に加えて、名古屋に転勤されたSaeGさんも7ヵ月振りに参加され、総勢16人で、以下の7タイトル9戦が行なわれました。

(AH)ASL:SCOTLAND THE BRAVE I
ここ2年防大研究生として横須賀在住、会の一部でASL旋風を巻き起こしたNisNさんが遂に3月24日に土浦に転居される事が決まり、これが横浜での最後のASL対戦。第9SS対英軍のシナリオ。独軍、煙幕撃ちまくるも強風で吹き払われる。6ターン終了時に英軍(KobRさん)が敗北を認めて敗退。

(垂井)英国海軍「大西洋」
国産SG新作の期待に満ちた対戦であったが、ルールの難解さ(その上、統一されていない用語、変な言回しがそれに拍車をかけ)に辟易しながらの対戦となった。カタログデータで艦船の性能が決まっているらしく、緒戦でのフランス艦の活躍に独軍脅える。逆にフランス降伏期には多くの仏主力艦が独軍に接収(空母も)された上、船が簡単に沈む為に展開は大荒れ。それにしても「出た目の大きくない方」といった変な言回しのルールや、米軍の参戦ターンさえ明記されておらず、流れから見てだいたいこの辺だろうとの推測で決めざるを得ないのには驚かされた。

(垂井)英国海軍「太平洋」
青木さんが口頭で初参加のYaTさんにルールを説明していきなりの対戦。大西洋とはだいぶ雰囲気の異なる展開に盛り上がっていた様子。しかしその盛り上がりの原因は、史実とはまるで違う海戦の派手さであり、機動部隊の護衛艦がすぐに沈むので、空母が砲撃戦に巻き込まれるなどといった点にあるのだった。最後は大和武蔵が真珠湾に突入してトドメを差した模様。結局、5月連休のビックゲーム例会で予定されていた、この英国海軍キャンペーンは、ルールがスッキリしない限り中止とあいなった。

(SPI)パットン第3軍
米軍の作戦は非常に良かったものの、打続く不運な戦闘結果、天候に見舞われ、せっかくメッツ市内に1ヘックス喰い込んだ米軍連隊も包囲され、攻勢はまさに泥沼の中に頓挫したのであった。

(SPI/HJ)グレネード作戦
いつもパットン第3軍ばかりやっているOunさんに、同システムのこれを勧めたYaGさん。パットン終了後2ターンほど対戦。Ounさんの米軍が今度は逆に頓挫していたとの事。

(日本版COMMAND)独第48装甲軍団
日頃このゲームにおける皆の赤軍突破浸透が(へっぴり腰的に)甘いと思っていた会長が、國學院大學SG研から単独で参加された第8SS師ファンのSoGaさんと対戦。突破できるならカチューシャロケット部隊でも砲兵でもとにかく突進させた赤軍に、独第11装甲師2つに分割して対応。突破した赤軍は次々と撃破されていったが、それに気をとられて7ターン目にはチル河湿地帯の独戦線が崩壊。しかも敵ZOCに入る場合以外は、後退という名の前進が許されるので、叩かれた赤軍はこれ幸いとばかりに突破盤端方向へと退却(前進?)して、独軍を苦悩させた。
 閉会後のミーティングで「SoGaさんは大学卒業後YSGA入会内定、青田刈りだ」との会長発言に、KobRさんすかさず「青田刈りじゃなく青田買いだ!青田刈りだと城に篭る敵を挑発して野戦に誘き出す戦法だから、國學院大SG研に対する挑戦ではないか!」とツッコミ。

(EP)三国志演義:6人戦×2
このゲームに燃えるKonDさんとDoBSさんの独壇場となり、初参加のSaKNさんと久しぶりに帰郷したSaeGさんが酷い目に・・・。
かつてYSGAのマルチといえば他に類を見ないほど穏当なマルチプレイと言われたほど万人に優しいプレイであったが、今や正当(かつ苛酷)なマルチが成立する喜び反面、参加するメンツによって参加に覚悟が必要となった苦しみも生まれたようだ。

(TS)カタンの開拓:4人戦
以前、大阪サクラ会に参加されていた新人のYaTさんが英国海軍を終え、残り時間を活かして参加者にルールを口頭説明してプレイ。
かねてより噂だけは高かったカタンが、遂にYSGA初プレイとなった。もちろんプレイ後の感想は好評で、晩飯時、Miuさんに購入圧力がかけられていた。


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