9月中旬に豊浦町を国道37号で通過していたときふと目に留まった豊浦インディアン水車の看板。最初は通過してしまったのですがなぜか気になりひき返し訪れてみました。国道から貫気別川沿いの陰気な谷あいの道路を1km程北へ行った場所に水車はありました。道の左側に川は流れ駐車場はその反対側の山側、駐車場もさほど広くなく人もまばらなため鮭の遡上は見られないのかと思いつつ道路を地下道で抜けていきました。
すると驚いたことにたくさんの鮭が水車に入る水路に泳いでいるのです。これだけの迫力のある鮭の姿を見たのは初めてで私はとても感動しました。知名度的には全くないといってもよい豊浦のインディアン水車はお薦めです。北海道のインディアン水車では千歳のものが有名ですが、千歳では遠くから眺めるだけの水車がこちらは間近にまで行けるのも嬉しいところ。当然のことながら入場も無料です。見頃は9月中旬から11月初旬までになります。
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川に平行に人工の水路が造られていてそこにインディアン水車が置かれています。インディアン水車は鮭を捕獲する技法のひとつで水量の豊富な河川で用いられるものです。
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人工の水路の片側はガラス張りになっていてそこで鮭の雄姿を見ることができます。
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こちらは鮭を捕獲する施設でウライ式と呼ばれるもの貫気別川の本流に仕掛けられています。
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(地域別情報4-3-1.豊浦に地図と周辺案内があります。)
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