標津周辺の河川


サーモンパークのある標津では川でもサケの遡上を見ることができます。 その見所を標津サーモン科学館にあった資料をもとに紹介します。

サケは標津町内を流れるほとんどの河川で遡上してきます。 特にサーモンパークのある標津川や羅臼へ向かう途中の薫別川はサケの大群が遡上します。

どの河川でもシロザケ、カラフトマスを中心に観察することができます。 忠類川の金山の滝ではサクラマスが必死に滝を上ろうとする姿が心を打ちます。

観察時期はシロザケは8月中旬〜1月上旬、最盛期は9月上旬〜10月上旬になります。 カラフトマスは7月中旬〜10月上旬、最盛期は8月上旬〜10月上旬になります。

植別川、崎無異川、古多糠川、忠類川では自然産卵も場所によっては見ることができます。 雨に伴う増水、3〜5日後の遡上が増えるとか。 サーモンパークを訪れるだけでなくちょっと実際の川を観察してみましょう。

サケは川を溯り産卵をし、一生を終えます。 そのサケが冬のキタキツネの餌になり自然は循環していきます。 そんなことを考えてみるのもいいのではないでしょうか。



北海道旅情報巻頭  3-4.川と水の風景 
標津周辺の河川